いや〜 8月5日の日経平均株価とTOPIX ものすごい暴落しましたね
発端は日本銀行のスタンス変更にあるとか、利上げが原因とか、それによるパニック売りとか
色々言われていますが、正確なことはよくわかりません 誰にもわかりません
株価変動の理由って、ほとんどが後付けなんです
終わった後にそれっぽい理由を探して付ける それだけ
事前に読めたり正確な理由がわかる人がいたら、内緒にして大金持ちまっしぐらです
そんなわけで、7月末から下落していた日経平均株価とTOPIXですが
8月5日には12%を超える超大幅下落 大暴落を起こしました
こういった時に毎回上がるのが
「NISA解約」
「NISAは終わり オワコン」
始めた時期によっては、というか今年の頭から日経平均株価で買い始めた方は
現在元本割れしてるんじゃないかなと思います
ずーっと上がり基調だった投資が、一気に元本割れ
びっくりするのもワタワタするのもわかります
ですが、今はどっしり構えて
積立も続けて、NISAはそのままに
長期運用していると、暴落や高騰は時々起こります
長期投資で大事なことは 止めないこと
暴落あっても高騰あっても売らず、じっと我慢して持ち続ける
止めないことが大事なんです
今日は、日経平均とTOPIXのあゆみと
海外投資信託の値動きと今後について
そして再度、暴落時の心構え
について考えていきたいと思います
日経平均株価とTOPIX
日経平均株価
【6ヶ月】
36160円から始まり
最高値42224円
最低値は8月5日の31458円です
【1年】
32254円から始まり
最高値42224円
最低値は8月5日の31458円です
【5年】
20684円から始まり
最高値42224円
最低値16552円 コロナショックですね
【1984年〜】
1984年に1万円から始まった日経平均株価は
1989年に38000円台をつけて、そこから下落
2004年までは下落基調で7907円まで下がりました
その後18000円ほどまで上昇するも、リーマンショックで7173円まで再下落
そこからはアベノミクス効果でずーっと上昇基調
コロナショックを経て4万円を超えるところまで上がり、現在を迎えます
TOPIX
【6ヶ月】
2539から始まり
最高値2929
最低値は8月5日の2227です
【1年】
2283から始まり
最高値2929
最低値は8月5日の2227
【5年】
1503から始まり
最高値2929
最低値は1261 コロナショックです
【2000年〜】
1968年に100から開始 計測が始まったTOPIX
1989年に2884をつけて、そこから下落
2003年には770まで下がります
2012年に695の低値をつけた後は上昇基調
2024年7月の2929がTOPIX最高値
そして現在を迎えます
株価は上がったり下がったりするよ!
長いチャートを見ているとわかるように
時々 ドーンと一気に値崩れする時があります
◯◯ショック 直近だとコロナショックですかね
でもそうやって下がった株価は、緩やかに、時に急に上がっていき
結局は昔を超えて、上昇していきました
もちろん過去の通り未来が進むわけではありません
もしかしたら株価が回復しない可能性だってあります
ですけど、皆さんが投資を始めた時には
過去のチャートや株価を見て
将来はそれ以上に伸びると考えて
NISAやiDeCoを始めたんじゃないでしょうか
将来伸びるのだから、日々の値動きに振られないよう
どっしりと構えておきたいですね
書いてるの8月6日なんですが
なんと、6日の日経平均、TOPIXは
ともに10%超えの大幅上昇から始まっています
下がることもあれば、上がることもある
現在は東証プライムのPER18倍くらい
ちょっと割安〜丁度いいくらいの株価帯です
バブル期のように割高ではないので
今後も上げ下げしながら、徐々に上がっていくと思われます
海外投資信託の値動き
暴落したのは日経平均株価とTOPIXですが
実は海外投資信託も見逃せないです
現在、為替レートがどんどん円高方向に進んでいます
1ドル160円をつけていたと思ったら
現在は145円付近
一気に15円も円高に振れました
円高に振れると値下がりするのが
海外インデックスの投資信託
例えばこれ
【SBI・V・S&P500インデックスファンド】
の1ヶ月株価チャート
2万9千円つけていたのが
現在2万5千円ほど
インデックスのS&P500が下落してるのもあるんですが
為替の影響も大きく受けています
これは多くの海外投資信託(為替ヘッジしていないもの)で共通ですが
円高(1ドル150円→140円など)だと下落
円安(1ドル150円→160円など)だと上昇
インデックスの値動きだけじゃなくて
為替によっても上げ下げされます
つまり
インデックスが下落 + 円高 = 投資信託の大幅下落
これが起こりえます
先日の日本銀行総裁の話から、今後は円高に進む可能性が出てきました
日本とアメリカ、どちらの影響も受けて為替レートは変わりますが
アメリカが利下げ方向、日本が利上げ方向なので
円高に進む可能性は非常に高いです
お手持ちの海外投資信託
例えば楽天VTI、オルカン、S&P500などは
下落していく可能性が高いということです
こう聞くと、売った方が良いように思えてしまいますが
ちょっと待って!
為替の変動での値動きは、せいぜい3割程度だと思われます
今は1ドル145円くらいですが
下がっても110円くらいまでの間に落ち着くんじゃないかと思われます
(日銀や政府が無茶なことしなければ、ですが)
3割くらいは為替で上下する
でも、株価は・・?
コロナショックで2304をつけたS&P500ですが
現在の数値は5186
上がり幅は2倍以上です!
ショック前は3300でしたが、それでも5年間で60%以上値上がりしたことになります
為替の値動きを超える上昇を見せるのが株式です
天井なく上昇する可能性を持っています
為替の方は、だいたい100〜160の間を行ったり来たり
上昇も制限があり、下落も制限があるのが為替です
【結論】
為替で投資信託が値下がりするかもしれないけど
将来の上昇見込んでいるから気にしない!売らない!持ち続ける!!
暴落時の心構え
暴落時 というより、暴落に備えた心構えなんですが
- 暴落は時々来る、ドンと来ると思っておく
- インデックス投資なら、慌てて動かない
- 下がった分は上がる と考えておく
- 未来のシナリオを作っておく
暴落時は買い場だ、みたいな話もありますが
今が安いか高いかなんて、誰にもわかりません
暴落してその後、2番底 もっと下がったこともいくらでもあります
インデックスファンドの積立投資は
そういった日々の値動きは気にせず、淡々と同じ日に同じ金額購入しましょう
そして、下がることがあれば上がることもある
いつかは上昇、回復してもっと上まで上がっていきます
それがいつかはわかりませんが、経済成長している以上、いつかは上がっていきます
その上昇を信じるために有効なのが、未来のシナリオ作り
将来の世界経済はこうなって、日本はこんなポジションで
それで株価が上がっていく
ざっくりでも良いので、将来を想像しておくのオススメです
そのシナリオとかけ離れた状況
例えば、今後もアメリカが世界を牽引すると思っていたのに
アメリカに巨大隕石が落ちて経済が崩壊してしまった
とか
こういったことが起きたら、投資先を変更したり売却したりする必要が出てきます
逆に言えば、変化がなければシナリオ通り 行動変える必要がありません
何が起こったら投資を止める・投資先を変えるという指標がシナリオです
シナリオを頭に置いておくと、暴落時にも慌てづらくなりますよ
現在のところ、極端な株価変動はありましたが
世界の情勢に変化はほとんどありません
NISAもiDeCoもそのまま、淡々と積み上げていきましょう
売却は老後の必要になってから
どのくらい膨れ上がっているか、楽しみですね
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