今回の記事は
上記の４テーマを考えるための指標の一部を紹介します
気をつけて頂きたいのが、今日の情報だけでは最低限ということ
ガチガチにやってる方は
財務諸表を読んだり、最近の傾向を考えたり、世界情勢を想定したり
日本の政治から未来の状態を予想したり
実に様々な情報収集の上に投資しています
昨今、高配当株は人気がありますが
上級者向けの投資手法であることに変わりはありません
手間をかけられる方は挑戦してもいいと思いますが
勉強や時間を掛けられない方は
インデックス投資をお勧めします
高配当株投資をする前に、知っておきたい株の指標6選
高配当投資はアクティブ投資の一つ
個別の株購入をするため、様々な指標を読み考察する必要があります
高配当株を買う時に考えるべきテーマは以下の四つ
倒産の可能性は低いか
企業の経営状態は最も大事な要素
利益が出てても倒産することもあります
いくら配当金が多くても、倒産されては大損です
株価が上がるか
株価は企業の価値と同じ
将来性のある企業は株価が上がります
価値の上がる企業でないと、株価下落で資産が目減りしてしまいます
配当金は増えるか
配当金が増えないと、資産がインフレ負けしていきます
増配は企業の利益増の証でもあります
増配できる企業・増配に積極的な企業を狙いたいですね
現在の株価は割安か
高利回りで運用するためには
出来るだけ安く買うことです
割安な株を購入できれば、利回りは上がりやすくなります
割安感を示す指標はありますが、絶対ではないので注意が必要です
安い時には理由あり
様々な指標や情報から総合的に買い時を考えます
PER（株価収益率）
今の株価は、企業の利益何年分ですか？
を示すのがPER
今の株価が割高？割安？を判断するのに使います
東証プライム平均は １９.６倍
１０倍を切ってくると割安感があります
PER ＝ 株価 ÷ １株当たり純利益
PBR（株価純資産倍率）
会社を株主で分けるとしたら、今の株価分もらえるか？
を示すのがＰＢＲ
１倍だと株価と企業の純資産の価値が同じということになります
今の株価が割高？割安？を判断するのに使います
東証プライム平均は １.５倍
１倍を切ってくると割安感があります
PBR ＝ 株価 ÷ １株当たり純資産
ROE（自己資本当期純利益率）
株主のお金を、どれだけ効率よく使えたか
を示すのがROE
どれだけコスパよく稼げているかを判断するのに使います
業種によって高い・低いの傾向があります
そのため全体平均より、同業他社と比べる数値です
東証一部の平均は ９％程度
8 ％を超えると優良企業と言われます
ROE ＝ 当期純利益 ÷ 自己資本 × １００
自己資本比率
借入金少なく経営できてるか
を示すのが自己資本比率
負債が多いほど低くなり、高いほど健全運営です
銀行業はビジネスモデルの関係で低いです（５％前後）
東証一部の平均は ３０％程度
４０ ％以上あると倒産のリスクが少ないと言われます
自己資本比率 ＝ 自己資本 ÷ 総資本 × １００
配当利回り
利回りどれくらいか
を示す指標
買った株の値段の何％分が配当でもらえるかがわかります
配当金が多い、もしくは株価が低いことで配当利回りは上がります
そのため割安な株と呼ぶこともできます
３％以上で高めの水準です
一般的には、成長性の高い企業は配当が少なく（もしくは０）
大企業や古くからある企業は多くなりやすいです
配当利回り ＝ 年間配当額 ÷ 株価 × １００
配当性向
利益の内、どれくらい配当金に回してるか
を示す指標
高いほどいい企業のように思えますが
低いほど、配当金を増やす（増配）余力があると言えます
配当比率が高く+配当性向が低い
＝今も将来も期待できる企業
記念配当、TOB対策の増配、一時的な利益低下により
配当性向１００％を超える企業もあります
東証一部の平均は ３３％程度です
配当性向 ＝ 配当金 ÷ 純利益 × １００
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