【インデックス】日本の代表的インデックス「日経平均株価」を解説

【投資実践】投資を始めるお手伝い

日経平均株価って?

日経平均株価は、日本経済新聞社が算出・公表している日本の株式市場の代表的な株価指数の一つ。単に日経平均日経225とも呼ばれる。

引用 wikipedia

日経平均株価 は、日本にある企業225社の株価平均です

日本の株価指数のうち、最も有名な指数でしょう
朝のニュースで「昨日の日経平均終値は〜〜」とアナウンスされるの聞いたことあるんじゃないでしょうか

日経平均株価は、東証プライム市場に上場する企業のうち、225社を厳選したもの
日本企業全体の平均株価ではないことはご留意ください

もう一つ日本の有名株価指数「TOPIX」がありますが
こちらは東証プライム市場に上場してる企業全体の株価平均です

日経平均株価の10年チャートはこんな感じ

日本経済新聞 日経平均株価10年チャート

日経平均の計算式

日経平均株価は、株価換算係数で調整した構成銘柄株価の合計金額を、「除数」で割って算出します。除数は株価平均を算出する際に、市況変動によらない価格変動を調整し、連続性を維持するための値です。

引用 日本経済新聞ホームページ

日経平均株価=Σ(株価×株価換算係数)÷除数

翌日の除数=当日の除数×Σ翌日構成銘柄の翌日用基準価格÷Σ当日構成銘柄の当日終値採用価格

こう書かれるとややこしいんですが

企業の株価特殊な数値で割って合計したもの

だけ覚えておけばOKです

日経平均の銘柄は?

年に1回 10月初めに入れ替えを行います

銘柄はこちらで確認できます

指数情報 - 日経平均プロフィル
日経の指数公式サイト。日経平均株価をはじめとした日本経済新聞社が算出、公表する指数に関する情報を提供いたします。

日経平均株価の特徴

最大の特徴は

株価の高い銘柄(値嵩株とも呼ぶ)の影響が大きいこと

時価総額ではなく株価
なのがポイントです

例)
時価総額(2022年1月19日時点)
・ ファーストリテイリング 7兆680億
・ トヨタ自動車 39兆5393億

株価(2022年1月19日時点)
・ ファーストリテイリング 66670円
・ トヨタ自動車 2365円

時価総額はトヨタはファーストリテイリングの5倍
株価はファーストリテイリングがトヨタの28倍

この状況ですが、株価が両社1%ずつ下がった場合
ファーストリテイリング -666.7円
トヨタ -23.6円

ファーストリテイリングの方が値下がり金額が大きいため
日経平均株価を押し下げる影響も大きいんです

日経平均の良い所

なんといっても知名度

有名であることは力です

これは日経平均株価の5年間の推移です

日本経済新聞ホームページより引用

コロナショックで2020年に19200円まで落ちたのが
一時30000円を超えるまでに跳ね上がりました

業績が落ち込んでない企業が多かったことからの

  • 安心と将来性による上げ
  • 通貨発行量増によるインフレ
  • 多くの人が日経平均株価連動のファンドを買ったこと

が要因と言われてます

日本経済新聞ホームページより引用

株価って、大勢が買うと上がり、大勢が売ると下がるんです
買う要因に企業業績とか配当とかがあるんですが
株価が上がる直接的な原因は、みんなが買うから

有名な指数ほど、投資初心者は買いやすいもの
つみたてNISAやiDeCoで、インデックスファンドへの注目も集まっています
この辺りも上昇要因だったのでは?と考えています

株は

みんなが買えば 高くなる

日経平均の気になるところ

時価総額が反映しづらいところ

日経平均株価の難しいところなんですが
株価の高い企業の業績に左右されやすいです

日本のトップ企業といえばトヨタ自動車ですが
日経平均株価に影響が大きいのはファーストリテイリングなどの値嵩株です

トヨタ自動車の景気は日本の景気に影響していますが
日経平均への影響は大きくない

日本経済の景気が回復してきても、日経平均株価がイマイチ伸びないということも考えられます

TOPIXと同じように値上がり・値下がりするわけではない事は
頭に入れておきましょう

今後の成長性

2022年までは、ずっとデフレ基調でした
物価上がらず、賃金上がらず
多くを個人消費に頼る日本経済の成長はイマイチでした

2023年になり、ようやく物価上昇の兆しが見えてきています
物価が上がる=インフレ→株価上昇圧力

企業の利益が増えそうなら、株価は上がっていきます

今後どうなっていくか、インフレが続くのかは未だ不透明ですが
日本経済回復のシナリオも検討していいかもしれません

日経平均株価連動インデックスファンド

最後に日経平均株価に連動した投資信託を紹介していきます

結論ですが
今回紹介する

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

この二つの投資信託は
運用成績、手数料 どちらも大差のない商品です

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

シャープレシオ騰落率手数料
5年 0.425年 -10.4〜56.4%0.1551%+隠れコスト
2023年4月

純資産総額 494億1100万円

ニッセイ日経225インデックスファンド

注意頂きたいので掲載しました

実は当ファンド「ニッセイ日経225インデックスファンド」と
一つ目のファンド「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」
中身がほとんど同じです
運用実績も、リスクもほとんど変わりません
運用期間は「ニッセイ日経225インデックスファンド」の方が長いです
(2004年から運用開始)

それなのに

手数料が全然違います

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
0.1551

ニッセイ日経225インデックスファンド
0.286

こういったものもあるので
投資信託選びには注意が必要です

シャープレシオ騰落率手数料
5年 0.415年 -10.5〜56.2%0.286%+隠れコスト
2023年4月

純資産総額 227億4320万円

eMAXIS Slim国内株式(日経平均)

当ファンド「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」
他より手数料が低く見えます

同じ内容なら手数料低いところを選ぶのが鉄則ですが
当ファンドは他が表記している手数料を隠れコストに埋め込んでいます
結果、手数料自体は大差ない可能性があります

罠とまでは言いませんが
こういったこともあると覚えておきましょう

シャープレシオ騰落率手数料
5年 0.425年 -10.3〜56.3%0.143%+隠れコスト

純資産総額 290億7700万円

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