【iDeCo】【NISA】iDeCoとNISAはどっちが得?どっち優先?

iDeCo

iDeCoってどんな制度?

https://www.ideco-koushiki.jp

iDeCoは、『老後の個人年金』を作るための制度です

私たちには公的年金『厚生年金』『国民年金』がありますが
これだけで老後生活を送るのは結構きびしい

国としては、公的年金以上のお金は自分で用意して欲しいと考えています
とはいっても何も手助けが無いと、老後資金作りはちょいむずい

そこで国が、老後資金作りを『税金面』からサポートしてくれるのが
iDeCo
です

iDeCoは

  • 自分で積み立てて
  • 自分で運用先を考えて
  • 60歳以降に受け取る

という、自分で考えて自分で運用するという制度になっています

iDeCoの特徴

  • 掛金が全額所得控除
  • 運用中は非課税
  • 受け取り時に課税されるが控除あり
  • 受け取りは60歳以降
  • 運用中は手数料かかる
  • 証券会社によって運用先が違う

掛金が全額所得控除というのが、iDeCo最大の売りポイント
これによって、所得税を減らすことができます

受け取り時は課税されますが
ここでも控除を活用することができ、通常の投資と比べて税金をグッと減らすことができます

【iDeCoのくわしい解説はこちら】

NISAってどんな制度?

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/

2024年から新NISAと呼ばれていますが
基本は変わらないのでNISAと呼んじゃいます

NISAもiDeCo同様、老後資金を自分で用意するために、国が作ってくれた制度です

資産はあっても、銀行預金で増やしていくことは難しい現在
NISAは、投資を活用することで資産を増やし
経済や企業活動を活性化、日本の国力もあげたいという狙いで作られました

NISAは、老後資金作りを『投資』で行います

通常は、投資の利益には約20%の金融所得課税がかかります
100万円の利益がでたら約20万円が税金です

NISAは、この20%の税金が無し!投資を非課税で行える制度です

NISAの特徴

  • 投資の利益が非課税
  • 運用中も非課税
  • 非課税期間は無期限
  • 成長投資枠、つみたて投資枠の中で運用
  • 年間拠出上限額、合計拠出上限額あり
  • 株式投資、投資信託の多くが対象

NISAも、基本的には長期間運用のための制度です
短期運用で利益を出すのは非常に難しいですが
優良な投資先を選ぶことができれば、15年以上の投資期間があれば
投資初心者でも利益をだしやすいです

NISAは、利益が出ないと意味がない制度です

【NISAの詳しい解説はこちら】

投資初めてなら『NISA』優先!

NISAの長所は

  • いつでも始めることができて
  • 投資金額の変更が簡単で
  • 投資先の幅が広くて
  • いつでも辞められる

ところ

投資が初めてという方にも始めやすい制度になっています

どんな投資先があるかは、証券会社次第ではありますが
iDeCoに比べて幅広い選択肢が用意されています

そしてNISAは、利益全額が非課税です
投資の売却での税金がかからないので
iDeCoのように受け取り方を考える必要がありません

NISA口座開設も簡単で、証券口座開く際に併せて行えます
ネット証券なら1ヶ月かからずに始めることができるでしょう

100円など少額から始めることができます
「投資がどんなものか経験してみたい」という投資初心者の方には
NISAの方がオススメです

所得税払ってるなら『iDeCo』はお得!

お得度合いで言えば、iDeCoに軍配があがります

iDeCoの長所は

  • 掛金が控除される
  • 定期預金という選択肢もある
  • 受け取り時に課税されるが、大幅控除あり

iDeCoは、節税が強み

掛金全額が所得控除に
運用中の利益は非課税
受け取り時に課税されますが、控除が利用できる

これらによって、支払う税金を減らすことができるのが長所です

一方、iDeCoにはいくつか短所があります

  • 受け取りは原則60歳から
  • 勤め先に書類提出&回収が必要
  • 使う証券会社によって、ラインナップがまるで異なる
  • その結果、始めるまでに数ヶ月かかることも
  • 毎月手数料がかかる

始めるまでのハードルが高いのが、iDeCoの弱み
勤め先に書類記載してもらう必要があるため、本社とのやりとりなどが出てきます
自分だけで完結できないんです

ラインナップの関係で、証券会社選びが難しいところも弱み
各社の提供する投資商品数は全く異なり、10種類ほどの少数の銀行もあれば
40種類程を提供する証券会社もあります
中身も各社全く違うため、欲しい投資先を提供する証券会社を自分で探す必要があります

そして、始めたら60歳まで受け取りができません
拠出は途中で止めることができますが、売却は60歳を超えてから
拠出辞めても毎月手数料はかかり続けるため、運用次第では目減りしてしまうこともあります

これら短所を考えると
投資初めての方にはNISAの方をオススメしちゃうんです

iDeCoは、掛金分が節税でお得
拠出時にメリットがあるのがiDeCoの特徴

NISAは、利益が非課税でお得
売却時 受け取り時にメリットがあるのがNISAです

投資初心者向けの『NISA』節税でお得な『iDeCo』

まとめると

投資初心者・初めての方には『NISA』がおすすめ

投資少し慣れてて、所得税を払っている方が
よりお得な方をと考えるなら『iDeCo』

  • NISAは始めやすくて辞めるのが楽
  • iDeCoは始めるのが手間で、60歳まで止めることができない

どっちから始めようと悩む方は、まずNISAから始めると良いと思います

余裕と経験が溜まってきたら、iDeCoも始めましょう!

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