#13 投資のリスク、理解してる?リスクと種類について【今から考えよう!老後と投資】

今から考えよう!老後と投資

投資のリスク
  • 投資において、リスクは振れ幅
  • リスク0の投資は無い
  • 預金にもインフレリスクがある
  • リターン中ならリスク中〜大
  • リターン小でもリスク中の商品あるので注意

「投資のリスク」の誤解

一般にリスクと聞くと、どのような印象でしょうか?

投資をやっていない方からすると
リスクとは「危険」のこと、という印象なのではないかと思います
リスクがある=危険である
こんな感じ

一方、投資家に聞くとちょっと違う答えがもらえます
投資家にとって

リスクとは「ふれ幅」のこと

リスクが大きい=大きく得をすることも、損をすることもある
と置き換えるとわかりやすいですね

投資においては、リスクが0の物は無いと思って結構です
投資家にとって危険は承知の上、どれくらい危険度があるかが大事というわけです

リスクの大小は、投資においては非常に重要です

投資におけるリスクは「ふれ幅」

投資において、リスクは「ふれ幅」とお話ししました

この「ふれ幅」 投資の分析上では「標準偏差」と呼ばれます

こちらご覧ください
SBI証券で販売される
【SBI・V・S&P500インデックスファンド】の情報です

リスク=標準偏差は
1年で17.9
3年で16.53
と記載されています

カテゴリ平均と比べると標準偏差が低いですね
これは、カテゴリ平均よりふれ幅が小さい=値動きが小さい
ことを意味しています

ちなみに、期待リターンが同じ金額の場合
リスクが小さいほど、将来の利益は大きくなる可能性が高いです

<リスクとリターンの読み方>

GPIFのホームページから引用して解説します

これは
[期待リターン5.6%、リスク23%]
という投資商品の例です

https://www.gpif.go.jp/gpif/diversification2.html

【読み方】
①期待リターンを中心におきます
②期待リターンの±標準偏差 の間に入る確率は68%です
③期待リターンの±標準偏差×2 の間に入る確率は95%です
(④期待リターンの±標準偏差×3 の間に入る確率は99.7%です)

この数値で考えると
+28.6%〜-17.4%の間に入る確率は68%
+51.6%〜-40.4%の間に入る確率は95%
とわかります

この投資商品を買う場合は
運が悪いと40%程度の損失となる可能性を考慮に入れてください
と表示されてるわけです

気をつけて欲しいのが
51.6%〜40.4%の範囲に入る確率は95%であること
残りの確率5%に入ってしまうと、もっと損失を出す可能性はあります

このくらいの範囲に収まる『だろう』
くらいで考えておきましょう

「リスク」が重要なワケ

「リスク」は何にでもある

「株って元本保証じゃないですよね?リスクがありますよね?危険じゃないですか?」

投資の話をすると、こういった質問を受けます

これすごく大事なことですが
リスクを振れ幅として考えても、危険として考えても
リスクが無いものは存在しません

それこそ元本保証の円預金でも、リスクはあります

株なら毎日の値動き、期待リターンと標準偏差で
大きは振れ幅で値段は上下します
企業が倒産したら株は紙切れ 価値が無くなります

円預金はどうでしょうか
元本は保証
銀行倒産しても1000万円までは保証されています
資産自体は減ることありませんが
円預金には物価上昇リスクが付いてまわります

物価は日々変動しながら、徐々に上がっていくのが普通です
100円のものが来年は101円に、再来年は102円に など
同じ商品を買うのでも、時が経つほど値段が上がっていくものです
この物価が上がっていくリスクを物価上昇リスクと呼びます

物の価値が上がる=お金の価値が下がる

円預金は元本減りません
100円預けたら、10年後にも100円(+少しの利息)で引き下ろすことはできます
ですが、10年後の100円は、預けた当初の価値を持ちません
物価上昇分、価値が下がってしまいます

世の中は常に変わっていきます

リスクのないモノは、ないんです

リスク大は『ストレス大』

これはどなたでも体感しやすいことだと思います

リスクが大きいというのは
金額の振れ幅が大きいということ

例えば)
①毎年確実に 3% ずつ増えていく株と
②毎年 3%±40% ずつ増えていく株を想像してください

①の株を持っている人は、毎年確実に資産を増やします
1年後には元本の+3%に 2年後には+6.09%に
約24年で元本の倍の金額になることも想像できます

②の株を持っている人は、運の良し悪しで結果が変わります
1年後には元本の+43%かもしれないし、−37%かもしれない
1年目−37%、2年目も−37%なら、元本が39.69%になってします

①の株を持っている人は、不安を感じることはないでしょう
せいぜい、増えた資産が老後に足りるのか、くらいです

②の株を持っている人はどうでしょうか
最低でも①の株を持つよりもストレス感じますよね?
増えるか減るかわからない
増えた時は嬉しいが、減った時のストレスは相当なもの

人は、得をする喜びよりも、損するときのストレスの方が大きいんです
行動経済学のモデル「プロスペクト理論」でも
できるだけ損失を回避する行動をとったことが記されています

リスクの大きい商品は、損失の大きさに目が行きがち
損はすごく大きなストレスを与えてきます

最終的なリターンに大きく影響するから

まずは例から
ファンドの海[長期投資予想/アセットアロケーション分析]
より引用させていただきました

リスク0% 期待リターン5% 投資期間30年
一番起こりそうな運用結果は 432万円

リスク10% 期待リターン5% 投資期間30年
一番起こりそうな運用結果は 287万円

リスク20% 期待リターン5% 投資期間30年
一番起こりそうな運用結果は 86万円

期待リターンは一緒でも
リスクの大きさで、運用結果にはこんなにも差が出ます

投資は、リスクが少ないほど最頻値のリターンが大きくなります

SBI証券[旧イー・トレード証券]

色々ある、リスクの種類

【インフレリスク(物価上昇リスク)】
物価の継続的上昇が原因で、預金や現金などの価値が目減りする可能性のこと
株など投資商品も例外ではない

【株価変動リスク】
株価が上下に変動する可能性のこと

【為替変動リスク】
為替とは、通貨の交換のこと
通貨交換のレートは刻々変動します
(1ドル100円→110円 など)

【流動性リスク】
資金拘束のこと
自由に売買することが難しい可能性のこと
(例えば)
・10年以内に現金化すると10%損をする
・60歳まで換金できない
・売値、買値が常時変動する

【金利変動リスク】
政策金利が変動することで値段が上下する可能性のこと
一般に、金利上昇すると債権価格と株式価格は下落します

【信用リスク(デフォルト・リスク)】
国や企業、銀行や証券会社などが、支払いや返済することができなくなる可能性のこと
アルゼンチンやギリシャなど、国家のデフォルト
日医工など、企業の上場廃止 などなど

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

リターン大 は リスクも大

「元本保証 確実に 月10%の配当が貰えます」

これ詐欺の常套句です

リターンが大きい(月10%は異常)商品は
必ずリスクも大きいです
元本保証はリスク小と同じこと
[リスク小 リターン大]な商品は
存在しません!
仮に存在したとしても、我々には降ってきません

投資において
リターンよりリスクが小さくなることは無いです

リターンが小さい投資は
リスクは小〜大

リターンが中くらいの投資は
リスクは中〜大

リターンが大の投資は
リターン大

元本保証の投資、例えば国債なんかは
損しない代わりリターンは小さいです

株式投資や投資信託は
リスクが中〜大なので
リターンも中〜大
投資信託ならやや値動きあるものの、リターンは中くらい
株式投資なら最悪紙屑になる可能性はあるが、儲かるときは倍にも3倍にも

レバレッジをかけたFXは
リスク大 為替の変動で資金0になることも珍しくありません
その代わりリターン大 1日で資金が倍になることも

ちなみに、リスク中やリスク大でリターン小という商品はあります
割と、あります

まとめ

今回は投資のリスクについてお話ししました

投資のリスクまとめ
  • 投資において、リスクは振れ幅
  • リスク0の投資は無い
  • 預金にもインフレリスクがある
  • リターン中ならリスク中〜大
  • リターン小でもリスク中の商品あるので注意

投資と聞くとリターン中心で考えてしまいますが
リスクはそれ以上に大事な要素です

投資や保険を購入する時には
『それはリスクと見合っているか』
一度は考えるようにしましょう

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