リボ払い・ローン・分割払いどれが危険?借金の種類と違いの話【借金】

【支出減らす=節約】家計を助けるお話

リボ払い・ローンetc…借金の種類と違いの話

皆様は「借金」をしたことがありますか?

借金とは文字通り<お金を借りる>こと
欲しいものを手に入れるために、社会的信用や土地などを担保にして借りることとなります
言い換えると、今欲しいものを買うために、将来にツケを残す行為です

友人関係なら、100円を借りて、1ヶ月後に借りた100円を返す
これが通ります
しかし、ビジネスでは、貸したことに対する利息を要求されます
利息は企業にとって(主に銀行)
・貸したことへのリスクの報酬
・インフレによる目減り防止
の効果があります
銀行の仕事って、本来は貸出の利息を回収することなんです
高い金利による収入は、貸し倒れリスクを抱えることへの報酬なんですね

話は戻りまして借金のことを
普段耳にするような借金は以下の5つでしょう

  1. 分割払い
  2. リボ払い
  3. ローン
  4. キャッシング
  5. クレジット一括払い

今回は「各借金について」「金利について」の解説です

分割払い・リボ払い

購入代金を分割して支払う方法です
分割回数を指定するか、返済金額を指定するかの違いで
【分割払い】【リボ払い】呼び方が変わります

分割払い:◯回で返済する
リボ払い:◯円で返済する

どちらも手数料が高いのが特徴で、年利13〜18%くらいが多いです
カード会社によって金利は変わります
手数料についてはカード会社発行の会員規約に記載されています

1 分割払い

回数で分割
希望の回数で支払いを行う方法

【支払い例】
10万円を10回で返済 年利15%
返済金額 10700円
総返済額 107000円

2 リボ(リボルビング)払い

金額で分割
希望の金額で支払いを行う方法

【支払い例】
10万円を元金1万円ずつ返済 年利15%
返済回数 10回
総返済額 105653円

※支払い例の計算結果は日本クレジットカード協会のシミュレーションを利用しています
 カード会社各社のシミュレーションでは計算結果に差があり、リボ払いの方が高いこともあります
 今回の結果は、あくまで例えだと思って読んでください

楽天カードの場合
利用可能枠当社が審査し決定した枠
手数料率13.08%〜18.00%
返済期間原則として毎月末日締切、翌月27日払
遅延損害金年率14.6%の割合
楽天カード 会員規約「第4章その他条項(カードショッピング・キャッシング共通)」

2 ローン

ローンとは、銀行などからお金を借りて、後か ら少しずつ支払う約束のことです。
日々の生活費は、毎月の収入でまかなえても、 たとえば車などの高額の買い物になると、お金を 一度に用意するのが難しいケースも出てきます。 そのような場合にローンを利用すると、必要なも のを必要なときに手に入れられます。

引用 https://www.zenginkyo.or.jp/special/money-highschool/data/textbook/k_t_03.pdf

カードローン

クレジットカードに設定された金額内でお金を借りられるサービスで
キャッシングの一つです

利用限度額の多寡によって金利は変動します
分割払いやリボ払いと近い、高めの金利設定がされています

緊急時に使うには便利ですが、すぐに返済しないと危険です

引用 楽天カード会社

住宅ローン

「自宅を建てる・買う」際に限定して利用できるローン
その他ローンと比べ金利が低いです
(2023年変動金利は1%未満の銀行が多い)

住宅ローンは、最初に◯◯年で返済をするという計画を立てます
何年間で返済するかによって毎月の額が変わります

金利については【変動金利】【固定金利】の二つがあります

共通のルールとして
・毎月の返済額は5年間変わらない
・毎月の返済額上昇は1.25倍まで

変動金利は短期プライムレート+1%が基準となります
実際の金利は優遇や上乗せなどで、基準から上下します
変動金利において気をつけるべきは、金利の上昇です
金利は半年で見直しされます
最初は固定金利よりも低い利率ですが、政策金利次第で上下します
そして月の返済額は一気に増えなくても、ローン残高は金利と共に増えています
ローン支払い最終日には、一括支払いが必要になるケースも

固定金利は金利が固定されたローン
プランによって固定金利期間は変わります
固定期間は2年〜全期間までから選んで設定しますが、固定期間が長い方が金利は高めです
全期間固定金利の代表は「フラット35」ですね

変動金利は世の動き次第で返済額が変わる、一種のギャンブル性を帯びたローン
固定金利は最初に返済額が固定される、いわば返済額に保険がかかったようなローンです

カーローン

車購入のためのローン

住宅ローンよりは高くなりがちですが、一般的な借金と比べると金利は低め
借りる金額や借主の状況などで金利は上下します
上限1000万円までの銀行が多いようです

サービス提供するのは銀行、保険会社など
ディーラーが仲介してローンを組むケースが一般的ですね

金利は2023年3月で5%以下のところが多いです

キャッシング

利用者の信用を担保に、クレジットカードでお金を借りるサービス
カードローンと似た性質があります

年間利息はかなり高くなっており
利息は キャッシング>カードローン

緊急時に借りるには非常に便利ではありますが、すぐに返済しないと借金は雪だるま式に増えます
金利18%で借りて返済を一切行わなかった場合、約4年で借金が倍になります

引用 楽天カード

3 クレジット一括払い

クレジットとは、商品などを買った時点では代 金を支払わず、後から支払う約束のことです。 商品を買った時点で代金を支払わない代わり に「、決められた日に必ず代金を支払います」とい う約束を交わします。代金の支払いが後回しにな るため、買う人に信用がなければ利用できません。

引用 https://www.zenginkyo.or.jp/special/money-highschool/data/textbook/k_t_03.pdf

実はクレジットの一括払いも借金の一種
カード会社に支払いをしてもらい、私たちは後から返済しているんです
ただし一括払いの時は金利がつかないのが一般的
カードの利用料は店舗側が受け持ちます

クレジットカード払いは、今の支払いを将来に先送りするシステム
現金を持たなくて良く便利で、ポイントがつく事もありお得ですが
使った金額の把握 できれば家計簿をつけての把握は怠らないように

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「金利」で考える癖をつけよう

「分割、リボ払い・ローン・キャッシング・クレジット」

言葉は違いますが、どれもお金を借りて購入する行為です
クレジットカードも実際はお金を借りて、後日返すスタイルです

借金は極力しない方がいいと言われる中、クレジットカードは何故許されるのか?

それは、一括払いなら金利が0%だから
むしろ、使うことでポイントが貯まるから

分割やリボ払いは、年利15%以上な事が多いです
元金の支払いをしても、10回払いだと5%以上も多く支払うことになります
5%侮るなかれ
10万円なら5千円、100万円なら5万円に相当します
5%給与を増やすのは至難の業ですし
投資で5%の利益を上乗せするなら、かなりのリスクを取らないとなりません

借金が悪いというわけではありません
利息以上の収益がある場合は、借金した方がいい事もあります
(奨学金は自分の将来の収益を上げる、良い借金となることが多いですね)
良くない借金は娯楽に使うこと
欲しいものがある人は、貯金して買いましょう

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