2023年契約の、薬剤師のための保険情報をまとめました

日本薬剤師会 会員用の保険
薬剤師賠償責任保険、サイバー保険
薬剤師賠償責任保険・サイバー保険まとめ
- 2022年との違い<薬局契約に「廃業後担保条項」の追加>
- 掛け捨て1年間の有期保険
- 薬局契約と薬剤師契約の二つに分かれる
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基本プランと充実プランの二択 - 基本プランは保険金1.5億まで、保険料【薬局】3600円【個人】1950円
- 充実プランは保険金2億円まで、保険料【薬局】4500円【個人】2850円
薬剤(商品)保証制度(動産総合保険)
薬剤(商品)保証制度(動産総合保険)まとめ
- 薬剤落下による損害補填
- 冷蔵庫の電源切れによる損害補填
- その他様々な原因での損害補填(パンフに記載あり)
- 損害額-5000円が損害補填額
- 1口 保険金~100万円/保険料4800円
- 保険期間は1年 掛け捨て型保険
- 火災保険併用の場合、重複支給不可 補填足りない分は火災保険併用可
休業補償保険
休業補償保険まとめ
- 2022年と内容変わらず
- 日本薬剤師会の会員限定
- 二つの保険 単体でも併用でも利用可能
【休業補償保険】【長期休業補償保険】
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休業補償保険には三つのプラン
A型(個人) B型(事業主)C型(事業主) - 加入年齢で保険料変わる
- 保険金は加入口数×10万円(毎月)
- 死亡保険なし
- 保険は自動更新
【新規】新型コロナウィルス感染症対応 店舗休業補償制度
休業補償保険まとめ
- 日本薬剤師会の会員限定 かつ
開設者、法人代表者、管理薬剤師のいずれか - 新型コロナウィルス感染起因の店舗休業を補償する
- 保険はプランAとプランBあり
- プランA: 保険料15000円、保険金30万円まで
- プランB:保険料39000円、保険金100万円まで
日本薬剤師会 【アンチ・ドーピング活動保険】
アンチ・ドーピング活動保険まとめ
- 2022年と内容変わらず
- 日本薬剤師会会員限定で個人契約のみ
- アンチ・ドーピング規則違反による損害賠償請求へ対応
- 保険料2700円
- 保険金1億円まで
- 1年間の掛け捨て保険

日本保険薬局協会(NPha)《薬剤師賠償責任保険》
NPha 薬剤師賠償責任保険のまとめ
- 2022年と内容変わらず
- 二つのプラン
経営者向けの「薬局」|個人向けの「薬剤師」 - 保険金は 薬局1.5億|薬剤師1億
- 保険料は 薬局3630円|薬剤師2570円
- 2月15日が更新日の1年掛け捨て保険
加入オススメの保険は?
日本薬剤師会に加入しているなら
日本薬剤師会「薬剤師賠償責任保険」
日本保険薬局協会に加入しているなら
日本保険薬局協会「薬剤師賠償責任保険」
どちらも個人加入は不要ですが、薬局で入るメリットはあります
日本薬剤師会も日本保険薬局協会も、内容の大きな差はないので
入れる方を検討するのが良いです
保険料も低めで補償金額高め
確率は極小ですが、会社規模によっては損失大となり得るもの
状況次第では加入検討です
その他、「長期休業補償保険」は若干検討余地ありです
子供がいて、片働きで、生命保険の加入が一切ない
こういった方なら加入は検討して良いです
十分な生命保険に入ってる方は不要です

保険に入るか迷ったら

保険は、多額の損害賠償を肩代わりしてくれる制度
みんなから集めた保険料を使って、大きな被害を負った人に保険金を渡します
この「みんな」と「大きな被害を負った人」の間に立ってるのが保険会社です
保険会社の業務は、保険料を集める 保険金給付をする こと
そんな保険会社の運営には経費がかかります
経費は、皆さんから集めた保険料から賄います
なので
みんなから集めた保険料 > 支払う保険金の総額
集めた保険料=支払う保険金+保険販売会社の利益と費用
保険というのは、加入者が「得しない」制度
たまたま多額の保険金を受け取った人が居ても、不幸なギャンブルに当たったようなものです
保険は損をする、一部の不幸な人だけが損を回収できることを頭に置いておきましょう
【2022年薬剤師保険のまとめはこちら】
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