「2023年新型コロナウイルス感染症対応 日本薬剤師会 店舗休業補償制度」どんな保険?使ったほうがいい?を解説【薬剤師保険】【2023年】

薬剤師保険

「新型コロナウイルス感染症対応 日本薬剤師会 店舗休業補償制度」どんな保険?使ったほうがいい?を解説

結論

加入の必要なし

「店舗休業補償制度」ってどんな保険?

  1. 新型コロナウイルス感染に特化した保険
  2. 感染もしくは濃厚接触でも該当
  3. 2日以上の休業へ補償
  4. 薬局の消毒が必須
  5. 薬局への補償(個人の給与は補償しない)

対象

加入対象は

  • 日本薬剤師会会員
  • 開設者、法人代表者、管理薬剤師のいずれか

補償内容

  1. 休業による利益
  2. 収益減少防止費用
  3. 感染症対策費用(消毒費用、PCR検査費用等)

保険料

【6月13日までの申込】
・プランA:15000円
・プランB:39000円

保険金額

【プランA 】
30万円(保険期間中30万円まで)

【プランB】
・2日〜4日以内:30万円(保険期間中100万円まで)
・5日〜6日以内:70万円(保険期間中100万円まで)
・7日以上:100万円(保険期間中100万円まで)

年間収益7500万円以下の薬局は1事故毎の保険金が少なくなるかも
(休業による収益補填のため)

補償期間と更新について

1年間の有期保険

自動更新なし

おすすめ出来ない理由

休業できない薬局が多い

門前薬局の場合は特にですが、近隣の医院が開いていて閉局するのは難しいと思われます
数日でも休むことは、今後の関係性の悪化や顧客の喪失につながります
その結果、長期で利益が減ってしまうかもしれません

中小の薬局では伝手や派遣などを活用して、閉局は回避するケースがほとんどでしょう
当保険は2日以上の閉局で補償されます
休めない薬局にとってはほとんど価値がありません

確率中 損失中

新規のコロナ感染症患者は、現在も1日1万人以上出ています
累計では3000万人を超えました

COV-19 感染者数
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-chart/


コロナ感染症が表立ってはや3年、今や珍しい疾患ではありません
確率中〜大

一人薬剤師の薬局で感染した場合、代わりがいなければ休む他ありません
感染した場合は10日程度
濃厚接触者なら5日程度の休職が推奨されています
すると閉局期間は2〜8日程度
8日休むと粗利で100万円近くの機会損失となるでしょう(単価3千円、40枚想定)
その損失額なら、薬局経営への影響は小さいです
損失中

起こる確率が大きい保険は割高になりがちです
状況によっては解散してしまうこともあります

保険に加入すべき事案は
【起こる確率は低いが、起きたら致命的な金銭問題を起こす事】
利用する保険は厳選しましょう

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