インデックスとは
インデックス=指標 のこと
【株、不動産、先物】など、様々なものにインデックスがあります
インデックスは、ある年の数値を0や1や100など基準として設定して
今はどのくらい上がってるのかを示したものです
単位は「ポイント」「円」「ドル」など
インデックスによって違います
インデックスの種類
株
最も一般的なのが、株価に連動して上げ下げするインデックスです
上場されてる株のうち
基準を作ってピックアップした企業の
株価を利用して決まります
【株式についての解説はこちら】
債券
債権にもインデックスは存在します
世界の国債価格を反映した【FTSE世界国債インデックス】
日本の債権全体の値動きに連動する【NOMURAーBPI】等
iDeCoをやってる方の中には
債権インデックス連動の投資信託を買われてる方もいらっしゃるかと思います
【債券についての解説はこちら】
不動産
個人での不動産事業は、アパートやマンションの貸し出し賃料を回収するものですが
大きな不動産業をしている企業は
イオンモールやデパートのように、大きなビルのテナント料が収益です
ホテル業もやってたりします
一般人から資金を集めて不動産投資を行う投資信託は「REIT」と呼ばれます
東京証券取引所に上場されている、多種あるREITの株価平均のインデックス
【東証REIT指数】
というものもあります
コモディティ(実物資産)
先物取引は、未来に決められた価格で売り買いすることを決める取引方法です
今の値段より値上がりする予想なら買う・値下がりする予想なら売る
物(大豆や米、トウモロコシや金など)の先物は有名ですが
インデックスの先物というものも存在します
【S&P GSCI商品指数】【ブルームバーグ商品指数トータルリターン】など
日本の株インデックス
日経平均株価
日本の大企業225社の株価を平均した指数
1950年〜
株価換算係数方式と言われるちょっと変わった計算方法を使っていて
株価が高い企業の影響を受けやすい
東証株価指数
東京証券取引所1部上場企業の株価平均
1968年〜
1968年の数値を100として、現在どのくらい上がってるかを見る指数
浮動株時価総額加重型という、時価総額の大きい企業の株価が大きく影響する計算方法
世界の株インデックス
S&P500
アメリカの大企業500社の株価平均
1957年〜と長期の歴史がある
時価総額加重平均型株価指数による計算をしていて、TOPIX同様時価総額の大きい企業の影響を受けやすい
全米企業の時価総額の80%近くを占める
MSCI ACWI
各国市場の時価総額上位約85%を占める
1998年~
時価総額加重平均による計算で
全世界の経済を反映させた数値となっている
歴史の浅いインデックスには注意
歴史の長いインデックスを、ここでは「古いインデックス」
歴史の浅いインデックスを「新しいインデックス」と表現しています
«良い所»
過去の動きから、将来の予想がしやすい(値動きの大きさ=リスク、暴落の値動き)
銘柄入れ替えの基準等がしっかりしていて、継続性がある
«良い所»
AIやSDGsなど、流行やトレンドに乗った指標
今後、大きく成長する可能性がある
新しいインデックスは、上級者向け
インデックスは今も今後も新しいものがどんどん出てきます
古いインデックスは広く分散されたものが多く、長期の実績がありますが
新しいインデックスは分野に集中投資してるもの、実績が短いものが多いです
投資の神様【ウォーレンバフェット】も
「自分に理解できない投資はしない」
とおっしゃってます
まずは古くからあるインデックスに投資をし
新しいインデックスは投資に詳しくなってから気にするようにしましょう
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