【投資信託】NISAにもiDeCoにも利用する『インデックスファンド』ってなに?どんなもの?

投資の世界には数多くの選択肢がありますが、新NISAやiDeCoで資産形成を始めるなら、まず理解しておくべきなのが『インデックスファンド』です

この記事では、以下のポイントを分かりやすく解説します

  • インデックスファンドの正体と仕組み
  • なぜ“投資の神様”が推奨するのか
  • アクティブファンドとの決定的な違い
  • 初心者におすすめの厳選銘柄

投資の神様、ウォーレン・バフェットの遺言

世界で最も有名な投資家、ウォーレン・バフェット氏は、自身の遺言書にこう記したと言われています(バフェット氏は2026年現在もご存命です)

「現金の10%を短期国債に、残りの90%を非常に低コストのS&P500インデックスファンドに投資しなさい」

プロ中のプロである彼が、あえて『プロに任せる運用(アクティブ運用)』ではなく『指数に連動する運用(インデックス運用)』を勧めているのです

キーワードは『非常に低コスト』

これが長期投資の成否を分ける最大のカギとなります

そもそも『インデックス』って何?

インデックスは、日本語で言うと『指数』
一言でいえば『市場の物差し(指標)』のこと

株、不動産、先物など、さまざまな市場において「今、全体的に上がっているのか、下がっているのか」を数値化したものです

  • 具体例: 日経平均株価、TOPIX、S&P500など
  • 仕組み: ある基準日の数値を“100”などと設定し、そこからどれくらい変動したかをポイントや円で表します

[関連記事:投資初心者向け!インデックス徹底解説

インデックスファンドの仕組みと『優秀さ』の定義

インデックスファンドとは、『特定の指標(インデックス)と同じ値動きをすること』を目標に運用される投資信託です

例えば『日経平均株価』が1%上がれば、そのファンドも1%上がるように運用されます

《優秀なファンド》の基準は?

インデックスファンドの良し悪しは、利益の大きさではなく『精度の高さ』で決まります

精度とは、『どれだけインデックスと同じ値動きをするか』ということ!

対象とする指標とのズレ(乖離)が少なく、鏡のように同じ値動きをするものほど、信頼できる優秀なファンドと言えます

インデックスより値下がりするのは論外ですが、実は『インデックスより値上がりする』のも、連動を目指すファンドとしては『精度が低い』とみなされます

ライバル『アクティブファンド』との違い

一方で、指標(インデックス)を上回る成績を目指すのが『アクティブファンド』です

  • インデックスファンド: インデックスと同じ値動き=市場の平均点を目指す
  • アクティブファンド: インデックスを超えた利益を目指して、プロが銘柄を厳選・売買する

アクティブファンドの目的は、利益の追求です
対象とするインデックスよりも高い利益を得られるよう、プロの投資家が銘柄選定したり売買します

一見、アクティブファンドの方が魅力的に見えますが、ここには大きな落とし穴があります

インデックスファンドが選ばれる3つの強み

なぜ、平均点を目指すインデックスファンドが最強と言われるのでしょうか

理由は3つあります

1. 圧倒的な『手数料』の安さ

投資信託で最も確実に利益を削る要因は『手数料』です

特に保有中ずっとかかる『信託報酬』には要注意!
信託報酬は、利益が出ていてもいなくても、毎日固定で資産から引かれます

  • インデックスファンド:年 0.1%前後
  • アクティブファンド: 年1%〜3%程度

「1%くらい……」と思うかもしれませんが、資産額が大きくなり、20年、30年と運用すると、その差は数百万円単位になって跳ね返ってきます

【1,000万円を20年間運用した場合の手数料の差】

  • 信託報酬 0.1% なら: 年間 1万円 → 20年で 約20万円
  • 信託報酬 3.0% なら: 年間 30万円 → 20年で 約600万円

なんと、手数料だけで580万円もの差が生まれます! せっかくプロが頑張って利益を出してくれても、これほどの手数料を支払っていては、手元に残るお金がインデックスファンドに負けてしまうのも納得ですよね(実際は資産額が増えていくので、手数料はもっと増えていきます)

2. プロに勝る『運用成績』

驚くべきことに、『7割以上のアクティブファンドが、インデックスファンドの成績に勝てていない』という結果が出ています

1年などの短期では利益が高いファンドもありますが、15年以上の長期で見ると、ほとんどのアクティブファンドが脱落してしまいます

名著『敗者のゲーム』でも、「8割以上のアクティブファンドはインデックスに勝てない」と述べられている通り、高い手数料を払ってプロに任せるよりも、市場平均を持つ方が賢い選択になることが多いのです

3. 中身が『明朗会計』でわかりやすい

バフェット氏は『理解できないものには投資するな』と説いています

アクティブファンドの中身は、なぜその銘柄を選んだのかがブラックボックスな部分も多いですが、インデックスファンドは非常にシンプル

「何を、どれくらい、どのような基準で持っているか」がインデックス(指数)と同一なので、透明性が高く、初心者でも納得して持ち続けられます

[関連記事:優良な投資信託の選び方・選ぶ基準を解説

初心者におすすめの定番インデックスファンド

優良なインデックスファンドの条件

『低コスト』
『時価総額が大きい』
『運用実績が豊富』

という条件を満たす代表的なシリーズを紹介します

  • eMAXIS Slim シリーズ
    『業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける』と明言している、国内シェア最大級のシリーズ
    全世界株式の時価総額は、日本の投資信託でトップです
  • SBI・V シリーズ / 楽天・V シリーズ
    世界最大級の運用会社バンガード社のETFを介して、超低コストで米国株や世界株に投資できるシリーズ
    筆者はSBI・Vを中心に利用しています
  • ニッセイ <購入・換金手数料なし> シリーズ
    コスト意識の高い投資家から長年支持されている、信頼の老舗シリーズ
    日経平均株価のインデックスファンドを販売しています

まとめ:ファンド選びの注意点

インデックスファンドなら何でも良いわけではありません

同じ『S&P500』を目指すファンドでも、手数料が2倍以上違うことも珍しくありません
信託報酬が倍以上違うケースも

投資信託は現在6,000本以上ありますが、その多くは初心者には不向きなものです

まずは今回紹介したような、低コストで透明性の高い『優良インデックスファンド』を基準に選んでみてください

[関連記事:【初心者向け】優良なインデックスファンド4選

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