【バランスシート】年末は総資産の棚卸を！バランスシートを作って資産を『見える化』しよう

バランスシートってなに？

貸借対照表は、会社の期末における財政状態（資産・負債・純資産の状態）を示す決算書です。
別名「Ｂａｌａｎｃｅ Ｓｈｅｅｔ｣（略してＢ/Ｓ）とも呼びます。

貸借対照表における財政状態とは、会社の資金の調達状況及び運用状況のことです。
貸借対照表は、資産・負債・純資産から構成され、次のような基本構造をもっています。

引用　中小企業庁ホームページ

バランスシートは企業や自身の資産状況を表にしたモノ
左側に「資産」右側に「負債」と「純資産」を描き入れます

【個人用のバランスシートの項目】

個人用バランスシートを作るメリット

分散した資産が一目でわかる

多くの方が、複数の銀行口座に預け入れしてると思いますが
口座が増えるほど、現在いくら持っているかが分かりにくくなります
バランスシート作成タイミングは資産チェックのタイミング
必要な口座への資産振り分けも簡単になりますよ

総資産額がわかり、資産形成のやる気アップ

毎年バランスシートを作成すると、資産額が年々増えていくのを目の当たりにできます
普段頑張って働いたり、節約生活をしたり、投資の勉強をした結果が目に見えれば
来年も頑張ろうって思えますよね　

使えてない資産を見つけることができる

バランスシート作成する際は全ての銀行口座と証券口座を調べます
普段使わない口座に意外とお金が入ってた！なんてことも
埋蔵金探しみたいでちょっと楽しいですね

保険や車の現在の価値を認識できる

意外と気にしていないのが、時価

保険なら解約返戻金
車や家なら、今売ったらいくらになるか

これが現在価値です
保険や家はどれだけの価値があるのか
改めて考えるきっかけにもなり、保険見直しのチャンスにもなります

資産が赤字か黒字かがわかる

個人用バランスシートは資産と負債のバランスのチェックが大事
資産＜負債　となっていると、ローン返済滞ったときに家や車を売るしかなくなります
今　資産を現金化した際　負債より多いか少ないかを調べること
現在が赤字か黒字かを確認することはとても大事

個人用バランスシートの作り方

【FP協会の家計用バランスシート】

1. 勘定項目を設定
   金銭的な価値のある項目を記入します
   資産、財産は左に
   借金に該当するものは負債に記入します
   中項目として【現金】【有価証券】を設定し
   その小項目として各銀行口座や証券口座を記入すると
   後から見やすくなります
   （現金がいくら、株式関係がいくら　などが分かります）
2. 金額を入力
   各項目の右側に金額入力
   一番下の行には合計額を入力
3. 資産−負債＝純資産
   最後に資産額合計から負債額合計を引き
   その結果を純資産額に埋め込みます
   これがマイナス（つまり純負債）なら、現在の資産状況には注意が必要です

バランスシートで一年の総括

今の資産状況の確認をするのに
バランスシートは非常に便利なツールです
保険、ローン、口座が多い方ほど作成する意味があります

今年の総括として

バランスシート　

一度作成してみてはどうでしょうか

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