定期預金はもう古い?個人向け国債「変動10年」で叶える利回りアップと安全な資産管理

投資を躊躇している皆様

「銀行の定期預金に預けっぱなしだけど、利息がほとんどつかない……」

「新NISAなどの投資にも興味はあるけれど、元本割れのリスクが怖くて踏み出せない」

そんなお悩みを抱えていませんか?

実は、投資が不安な方や投資初心者にぴったりの安全資産があるんです。

その名も『個人向け国債』

「国債って何?難しそう」「金利が低そう」と思われがちですが、そこは使い方次第です。

個人向け国債は、投資としての利回りは低いですが、『安全性を保ちながら、資産全体の利回りを底上げする』最強の安全資産になります。

今回は、定期預金から一歩進んだ『個人向け国債』の賢い活用法3選と、おすすめの選び方を分かりやすく解説します!

💡 この記事でわかること(結論)

  • 個人向け国債が銀行預金よりも安全で高金利な理由
  • 資産を減らさないための『3つの財布』とお金の管理術
  • 『株式×国債』でリスクを半分に抑えつつリターンを狙う資産配分

関連記事:🔗日本国債の特徴と使い方を分かりやすく解説

なぜ個人向け国債が『最強の安全資産』?3つのメリット解説

まず、なぜ個人向け国債が定期預金よりもおすすめなのか、3つの大きなメリットを紹介します。

1. 元本保証(国が責任を持って返済)

個人向け国債は、日本国が責任を持って発行・利払い・償還(元本の返済)を行う金融商品です。

日本国債の利払い・償還が行われない状況というのは、日本の経済が破綻してしまうことを意味します。
円という通貨自体の価値が暴落(もしくは価値がなくなる)レベルの非常事態です。

そんな事態に陥ったら、銀行に預けているお金の価値も無くなります。

銀行に預金する場合、『銀行の破綻リスク』と『円の価値減少リスク』の2つを抱えることになりますが、国債は国が直接保証してくれるため、銀行預金以上に安全な置き場と言えます。

2. いつでも中途換金が可能(1年経過後)

個人向け国債は、購入後1年が経過すればいつでも中途換金できます。

満期まで持ち続けても良いですし、急にお金が必要になったら途中で解約して現金化しても問題ありません。

【注意点】
・ 購入後1年間は換金できません。
・ 中途換金する際は『直近2回分(1年分)の各利子(税引前)相当額×0.79685』が差し引かれます。

財務省の公式サイトで『中途換金シミュレーター』も用意されているので、事前に確認しておくと安心です。

【公式】🔗 財務省:個人向け国債 中途換金シミュレーター

3. 大手銀行の定期預金より圧倒的に高利回り

個人向け国債は、市場にあわせて金利が上下します。

銀行の預金金利は、国債の金利をみて、後追いで上下します。
基本的には、銀行の金利は国債の金利より低く設定されます。

そのため個人向け国債(変動10年)を購入すれば、円預金金利よりも高い利回りが期待できるというわけです。

さらに、個人向け国債(変動10年)には『最低金利0.05%保証』があります。

どれだけ世の中の金利が下がっても0.05%を下回ることはありません。
逆に世の中の金利が上がれば、それに合わせて国債の金利も自動で上昇します。

『元本保証+預金以上の利回り+いつでも換金可能』という条件が揃っているため、非常に優遇された資産と言えます。

個人向け国債の活用法①:貯金の代わりに使う(3つの財布で管理)

手持ちの預貯金や定期預金の利息に物足りなさを感じているなら、貯金の一部を個人向け国債へ買い換えるのがおすすめです。

家計や資産を管理する際は、お金を『3つの財布』に分けて管理するのが鉄則です。

1の財布:毎月の支出用(預金で管理)

生活費の引き落としやクレジットカードの支払いなど、毎月必ず使うお金です。

このお金が不足すると生活が止まってしまうため、すぐに動かせる『銀行の普通預金』で管理しましょう。

2の財布:生活防衛資金(個人向け国債へ置き換えOK)

病気やケガで働けなくなった時や、突発的な収入減に備えるためのお金です。
一般的に『1年分程度の生活費』を確保しておくのが理想とされています。

この生活防衛資金は全額『個人向け国債』に置き換えることが可能です。

※一度に全額を国債に変えると、購入後1年間は換金できなくなるため、12ヶ月に分けて毎月少しずつ買い進める(例:240万円なら月20万円×12ヶ月)のがポイントです。

関連記事:🔗 生活防衛資金の正しい貯め方と年代別の目安額はこちら

3の財布:老後資金(個人向け国債への置き換え推奨)

NISAなど投資のお金はそのままに。
現金資産(円預金や定期預金)は個人向け国債に置き換えしましょう。

老後資金は60歳以降まで使う予定のない資金です。

資産バランスをとるための現金資産は、定期預金より利回り高めで安全な個人向け国債に置き換えを強く推奨します。

個人向け国債の活用法②:資産配分(ポートフォリオ)のリスク軽減に使う

すでに新NISAなどで株式投資をしている方や、これから投資を始めたい方にも個人向け国債は役立ちます。

投資の世界では『資産の値動きの振れ幅』のことをリスクと呼びます。

リスクを抑えて安定した運用を目指すには、ハイリスクな『株式』と、リスクゼロの『個人向け国債』を組み合わせるのが非常に効果的です。

資産配分のシミュレーション比較(運用期間20年 / 1,000万円)

株式100%で運用する場合と、個人向け国債を組み入れた場合の違いを見てみましょう。

運用パターン構成比率期待リターンリスク
(振れ幅)
元本割れ確率特徴
① 株式100%先進国株式 1,000万円5.0%
(2,653万円)    
19.59% 22.2%高い増やす力がある反面、値動きが激しい
② 株式50%+国債50%先進国株式
500万円
個人向け国債
500万円
3.5%
(1,989万円)
9.79%7.8%リスクは半減、元本割れ確率は1/3に!50代以降や安全重視派向け
③ 株式75%+国債25%先進国株式 750万円
個人向け国債 250万円
4.25%
(2,298万円)
14.69%15.5%リターンを狙いつつリスクも抑えたい20〜50代向け
ファンドの海 『長期投資予想/アセットアロケーション分析』にて計算

株式だけに1,000万円を投資すると元本割れリスクが22.2%ありますが、半分を個人向け国債にするだけでリスク(振れ幅)を約半減させ、元本割れ確率も7.8%まで下げることができます。

現金で持っているよりも利息がつき、価格変動リスクのない個人向け国債は、ポートフォリオのクッション(安全装置)として最適です。

個人向け国債を選ぶなら『変動10年』一択!

個人向け国債には『固定3年』『固定5年』『変動10年』の3種類がありますが、結論から言うと『変動10年』が最もおすすめです。

  • 固定3年・固定5年: 発行時の金利が満期まで固定されます。
  • 変動10年: 年2回金利が見直され、世の中の金利が上がれば受取利息も増えます。

2026年はまだ金利上昇局面です。
いつ・どこまで上昇するかは誰にもわからないため、キャッチアップが可能な変動10年を選んでおきましょう。

あわせて読みたい:個人向け国債は『変動』『固定』どっちを選ぶ?ポイント解説

まとめ:個人向け国債で資産に『安全性』と『厚み』をプラスしよう!

個人向け国債は、投資初心者や『損をしたくないけれど預金だけでは不安』という方にとって、非常に使い勝手の良い金融商品です。

【ポイントのまとめ】
・ 元本保証&国が発行するため、銀行預金以上の安全性
・ 1年経過後は中途換金可能で使い勝手が良い
・ 銀行の定期預金よりも高利回りでお得
・ 投資のリスクを抑えたい時の『安全資産』として優秀

預金口座に眠らせている余剰資金や生活防衛資金がある方は、この機会に『個人向け国債(変動10年)』への置き換えを検討してみてはいかがでしょうか?

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