「将来のためにお金を増やしたいけれど、何から勉強したらいいのかわからない…」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
お金に関わることで一番危ないのは、『よくわからないけれど、まずやってみる』から始めてしまうことです。
もちろん行動力が必要な場面もありますが、お金の世界では『最低限知っておかないと損をする知識』が存在します。
ここで、私の苦い投資体験をお話しさせてください。
旧NISAが始まったばかりの頃、投資の知識がゼロだった私は、親から勧められるがままに、とある株式を購入しました。
- 購入直後は少し値上がりして喜ぶ
- しかし、すぐに買値を下回り下落トレンドへ…
- 値下がりの最中に焦って『買い増し(ナンピン)』を行い、NISA枠を満額まで使い切る
- その後さらに株価が暴落し、大きな含み損が発生
- 画面を見るのが嫌になり、そのまま2年ほど放置(塩漬け)
素人の集中投資、最も避けるべきナンピン買い、探して損切りできずに塩漬け放置。
まさに『ダメな投資の見本市』です。
もし当時、お金や投資について少しでも学んでいたら、絶対に違う行動をとっていたと今でも後悔しています。
だからこそ、今回から始まるシリーズ『ゼロから始める投資のイロハ』では、お金・投資の知識ゼロの方に知っておいてほしい重要ポイントをギュッと濃縮しました!
できるだけ時短で学べるよう構成しています。
第1部となる今回は、本格的な投資を始める前に必ず知っておきたい『お金にまつわる5つの力』と『投資の種類』の全体像をお伝えします!
1. お金と上手に付き合うための『5つの力』とは?
人生でお金に困ることなく過ごしていくために必要な知識、それが『お金にまつわる5つの力』です。
これは大人気YouTubeチャンネルや金融書籍でおなじみの『リベラルアーツ大学(両学長)』が提唱されている考え方です。本にも非常に詳しく書かれており、この内容・ボリュームでこの価格は破格ですので、一家に一冊置いておくことを心からおすすめします!
私も『5つの力』はお金と上手に付き合う上で必須の土台だと実感しています。まずはその概要から見ていきましょう。
お金にまつわる「5つの力」
(参照:リベラルアーツ大学 公式HP)
- 貯める力(支出を減らす)
- 稼ぐ力(収入を増やす)
- 増やす力(資産を育てる)
- 守る力(資産を減らさない)
- 使う力(人生の満足度を上げる)
このうちどれか1つでも欠けてしまうと、効率よく資産を築くことができません。
それぞれの役割と具体例をひとつずつ解説します。
① 貯める力(生活の満足度を下げずに支出を減らす)
資産形成のスタートラインであり、最も即効性・再現性が高い力です。
要するに『節約』のことですが、いくら収入が増えても、入ってきた分だけ使っていてはお金は貯まりません。
穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるようなものです。
- 主なアクション:家計簿をつける、通信費・保険・サブスクなどの固定費見直し、節税、ポイ活
- 足りないとどうなる?:貯金が増えず、投資に回す資金(種銭)が作れない
※過度な節約を推奨するものではなく、『生活の満足度を極力下げずに固定費を減らすこと』がポイントです。
② 稼ぐ力(自分のスキルと考える力で収入を増やす)
手元に残るお金を増やすには、節約だけでは限界があります。
入ってくる収入そのものを増やすのが『稼ぐ力』です。
- 主なアクション:本業での昇進、転職によるキャリアアップ、副業や事業を始める
- 足りないとどうなる?:資産形成のスピード(蓄財スピード)が遅くなってしまう
稼ぐ力がズバ抜けて強いと、他の力が多少弱くても資産形成できてしまうケースもあります。
しかし、スキルや経験、時間が必要になるため、再現性は高まりにくいのが特徴です。
個人的には、他の力をしっかり学んだ後に鍛えるのがおすすめです。
③ 増やす力(資産と自由な時間を増やしていく)
お金自身に働いてもらい、資産が資産を生む状態を作る『投資』の力です。
当ブログで最もお伝えしていきたいテーマでもあります。
- 主なアクション:株式や投資信託などへの投資、非課税制度(NISA等)の活用
- 足りないとどうなる?:インフレ(物価上昇)でお金の価値が目減りし、老後資金作りが大変になる
④ 守る力(鉄壁のリスク管理で資産を減らさない)
せっかくバケツに水を溜めても、穴が開いていたら水はなくなってしまいます。
守る力とは、バケツ(資産)に穴を開けない(浪費や詐欺を防ぐ)ための防衛力です。
- 主なアクション:投資詐欺の手口を知る、高手数料の保険や投資信託を避ける
- 足りないとどうなる?:詐欺や割の悪い投資で、これまで貯めた資産を一気に失ってしまう
地味ですが非常に重要な力であり、5つの力の中で最初に学んでもらいたい内容です。
⑤ 使う力(自分の価値観に基づき、人生を豊かにする)
資産形成の最終ゴールは『お金を貯め込むこと』ではなく『人生を幸せにすること』です。
自分や大切な人が満足できるよう、メリハリを持ってお金を使う力も不可欠です。
- 主なアクション:価値観の洗い出し、バケットリストの作成、趣味や体験への支出、プレゼントや寄付
- 足りないとどうなる?:無駄遣いが増えるか、逆にお金を貯めること自体が目的になって人生を楽しめない
個人的な価値観が強く反映されるため正解がなく、難しくも面白い部分です。
投資を始めるなら、絶対に『守る力』から!
5つの力はどれも重要ですが、初心者が最初に鍛えるべきは絶対に『守る力』です。
世の中には投資詐欺や、手数料が高すぎる金融商品など、知識のない初心者を狙った罠がたくさん潜んでいます。
詐欺に引っかかると全財産を失うだけでなく、最悪の場合は大きな借金を抱えたり犯罪に巻き込まれてしまったりするリスクさえあります。
まずは『守る力』でしっかりガードを固め、『貯める力』で投資の原資を作り、その上で『増やす力(投資)』へとステップアップしていくのが、私が最もおすすめするルートです。
2. 守る力をつける!『投資の種類』とリスクを知ろう
『守る力』を身につける第一歩として、世の中にある『投資の種類』とそれぞれの特徴・リスクを知っておきましょう。
『投資=株』と考えがちですが、実はさまざまな投資対象が存在します。
| 投資の種類 | 仕組みと特徴 | 初心者への危険度 |
| 株式 | 企業のオーナー(株主)になり、利益の配当や値上がり益を得る | ★★☆(基本) |
| 債券 | 国や企業にお金を貸して、定期的に利息を得る(値動きが小さめ) | ★☆☆(低リスク) |
| 不動産 | マンション等を購入し、家賃収入などを得る(管理や知識が必要) | ★★☆(事業に近い) |
| コモディティ | 金や原油、暗号資産などに投資する(インフレに強いが配当はない) | ★★☆(中リスク) |
| 外国為替(FX) | 各国の通貨を売買する(レバレッジをかけるため借金リスクあり) | ★★★(高リスク・上級者向け) |
初心者が手を出してはいけない投資
❌ 【FX(外国為替証拠金取引)】
少ない資金で大きな取引ができる『レバレッジ』という仕組みがあるため、一瞬でお金を失ったり借金を抱えたりするリスクがあります。
❌ 【不動産投資】
専門知識や経営判断が必要で、動く金額も大きくなります。
未経験者が安易に始めるのは非常に危険です。
守る力を高めるためにも、『仕組みがよくわからない複雑な投資には手を出さない』ことを徹底しましょう。
3. なぜ今『株式(投資信託)』への投資が必要なのか?
では、初心者は何から始めれば良いのでしょうか?
結論から言うと、当ブログでは『株式の投資信託』への投資を強くおすすめしています。
銀行に預金しておくだけの『貯蓄』は、いつでも引き出せる安心感がありますが、昨今の物価上昇(インフレ)により、実質的にお金の価値が目減りしてしまうリスクがあります。
そこで、インフレに強く、少額からプロに運用をお任せできる『投資信託(株式)』を活用することで、専門知識が少なくてもリスクを抑えながら資産を育てる『増やす力』を発揮できるようになります。
まとめ:土台(守る・貯める)を固めてから『増やす』へ!
『お金を増やしたい!』と思ったときこそ、焦りは禁物です。
- まずは『守る力』をつけて怪しい話や高手数料の商品を見抜く
- 『貯める力』で投資に回せる余裕資金を作る
- リスクの低い『株式(投資信託)』で『増やす力』を伸ばす
この順番を意識するだけで、投資で失敗する確率は大幅に下がります。
次回は、初心者が一番不安に感じる『損をしないためのリスクと複利の仕組み』について分かりやすく解説していきます!
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