【0はじ基礎編#3】「株」と「株式投資」について

【0スタート】ゼロから始める投資のイロハ

ゼロから始める投資のイロハ(0はじ)

・お金の知識なし
・マネーリテラシーから身につけたい
・投資始めたいけど、何から勉強したらわからない

という方向け

0スタートで、投資に関する必要な知識を勉強するシリーズです

「基礎編」では、お金にまつわることから、投資がどんなものであるかを学び
「実践編」では、実際に投資を始めるための知識と情報をお伝えします


前回はいろんな投資を見てきましたが
私がオススメするのも
初心者に向いているのも
株式投資です

株と聞くと投資のイメージはあるかもしれませんが
何のためにあるものか、ご存じですか?

今回は「株」についてと
「株式投資」についてを解説します

これを読めば
株式投資が真っ当な投資であることがわかり
投資の不透明感や不安感の払拭に役立ちます

「株(株式)」って何?

会社って、立ち上げるのにお金要りますよね?

オフィス
給料
仕入れ
機材

起業した直後からお金って必要です

利益から捻出するのが一番安上がりですが

起業当初は利益がなかったり
必要な金額が多額で足りなかったりで

運営が安定するまで、お金が必要なんです

お金の調達方法はこんなところ

  • 社長のサイフから借りる
  • 銀行から借りる
  • 債券(銀行以外の人への借金)の発行
  • クラウドファンディング
  • 株の発行

株は
企業に出資(資金提供)したことの証明書
株を持っていることは、企業のオーナーであることと同じ
1株でも持っていれば、その企業のオーナーの一人になれます

企業は株を発行&販売することで
資金を調達することができます
株で資金調達をする企業のことを
株式会社と呼びます

株の特徴

銀行から借りたり、債券の発行をした場合
利息の支払いと元本の返却が必要です
借りたお金は返す ってやつですね

一方、株の発行の場合は

利息の支払いも、元本の返却も必要ありません

返さなくていい、利息も不要
資金調達の魔法のチケットのような存在が株です

ですが、企業に都合のいい話ばかりではありません

株を売ることは、企業の所有権を分けることと同じです
株主は企業のオーナーの一人となり、会社の運営に口を挟めるようになります
経営方針や人事に口を挟めるため、企業の自由度はだいぶ下がります

株式会社は
自由な経営できる権利を
株として売って、お金を得ているんです

株式会社ってなに?

会社の資金を「株」を売って集めた会社を株式会社と呼びます

株式会社のうち、証券取引所の作った厳しい基準をクリアできた企業は
株を一般の人に販売できるようになります

基準をクリアした企業を上場企業と呼びます
上場企業の株は、東京証券取引所など株式市場で売り買いできます
私たちが主に手にできるのは、これら上場企業の株です

対して、中小企業では社長やオーナー一族が株式を全て持っているケースが多いです
株も持ってる社長は、名実ともに会社のオーナーですね

株を購入すると株主になれます

例えば「楽天」の株を持ってる人は
楽天の株主の一人 となります

株主は企業のオーナーの一人
株を持つことで、さまざまな権利が手に入ります

株を持っていれば、権利以外のメリットもあります
株主優待や配当金を手に入れられることがあります
(企業により異なります)

株主優待
企業独自の株主へのサービスです
自社のサービスを株主に体験してもらう、体感してもらうのを目的として
サービス券や商品などを年に1〜2回配布します
導入企業は減少傾向です

配当金
企業の利益を、お金で株主に還元する制度です
多くの企業は年に1〜2回、配当金を配ります
配当を配らない企業もあります

は、証券会社を通して購入と保管をします
現在は、実物の株券を手にすることはありません
証券会社のデータ上で管理されています

企業が潰れると、株は紙切れになるのは有名な話ですが
株を管理する証券会社が潰れても、持ってる株の企業が潰れない限りは権利が保障されます
(証券会社が潰れることは非常に稀ですが)

「株式投資」どんなものがある?

株を使った投資が「株式投資」

リスクが高めで、値上がり値下がりの幅が大きいのが特徴ですが
投資の中では一般的です

投資信託

引用 https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/

投資信託は
私たちのお金を、投資のプロが運用してくれるスタイル

数多くの投資信託があり(5千以上と言われます)
投資先も、株、債券、不動産など様々です

私たちは、納得できる運用方針の投資信託を購入し
投資のプロ(ファンド)はそのお金を運用します
出た利益は分配金として私たちに配られます
(現在は、再度投資に回す「再投資型」が主流)

投資のプロへは、手数料を支払います
購入時の手数料や保有金額に応じて毎日かかる手数料などがあります

投資信託は、購入銘柄を選ぶ必要や売買しなくても運用してくれるため
このほかの株式投資と比べて手間がかからず、初心者向けです

配当投資

企業の利益を株主に還元する制度が配当金

この配当金を目的に投資をするのが配当投資です

一般に、株価の3%以上配当金を出す株が高配当株と呼ばれます
配当投資では、高配当株を中心に購入し
一度買ったら基本持ち続けて配当金をもらい続けます

配当金は一般的な不労所得の一つ
生活費全て配当金でまかなっている猛者も居ます

優待投資

株主向けに自社製品などを提供するサービスが株主優待です

優待でもらえるものには、割引券や利用券、クオカードやカタログギフトなどがあります

配当金とは別に配られる物なので
配当投資と優待投資は併せて行われやすいです

キャピタルゲイン、デイトレード

各株の売買で利益を上げます
この、売買での利益をキャピタルゲインと呼びます

1日の中で売り買いして利益を出すのをデイトレードと呼びます

数日や数週間、年単位での保有と売買をする方もいます

決算書から業績、将来業績を考えて投資するスタイル
値動きのチャートを見て投資するスタイル
全体の値動きに合わせて売買するスタイル

色々あります

キャピタルゲイン狙いでの売買は勉強と経験が必要な、上級者向けの投資です

投資初心者は「投資信託」から始めよう!

今回取り上げた株投資のうち

投資初心者にお勧めするのは
「投資信託」です

投資信託の長所は

  • 他の株式投資に比べ手が掛からない
  • 書籍一冊読むところから始められる
  • 優良な投資信託は広く知られている
  • つみたて投資が容易
  • 初期の投資資金は少なくて始められる

配当・優待投資、キャピタルゲイン狙いの投資はいずれも
初期も、継続的にも投資の勉強が必要で
購入してからも売買する手間がかかり
少額から始めるのが困難です

投資信託から始めて
慣れてきて、他の投資も気になるようなら勉強してみる
くらいの距離感にしておきましょう

【オススメの投資勉強本】

初心者の方で投資の勉強本は
「いちばんカンタン つみたて投資の教科書」がオススメです
著者は森永康平さん
子供向けに金融教育する会社を運営している、経済アナリストです
解説は非常にわかりやすく、要点しっかり抑えられていて
最初の一冊に最適です

投資信託のつみたて投資だけを行うなら、この一冊だけでも十分だと思います 

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