年金受給額が減る可能性
2009年は792100円だった老齢基礎年金額は
2022年には777800円に減少
13年間で14300円減少しています
イ 約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上
前略
総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、令和18(2036)年に33.3%で3人に1人となる。令和24(2042)年以降は65歳以上人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、令和47(2065)年には38.4%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計されている。総人口に占める75歳以上人口の割合は、令和47(2065)年には25.5%となり、約3.9人に1人が75歳以上の者となると推計されている。
引用 内閣府HP https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/s1_1_1.html
老齢年金は、高齢化率が上がるほど、受給金額は減っていきます
内閣府によれば、2065年になっても高齢化率は上昇の見込みです
これは
私たちが65歳になっても高齢化は進んでいて
年金受給額の減少か支給年齢が上がってる可能性が高いということです
(日本の物価上昇や経済成長に期待したいところではありますが)
老後生活が伸びる可能性
平均寿命
2021年の平均寿命は
男性約81.47歳、女性約87.57歳
ここ10年は毎年0.1~0.2年増加中です
(2021年は0.9/0.14歳減少)
現在24歳の方の寿命は、男性88歳 女性94歳まで想定した方が良さそうです
老後に必要なお金
最低限必要な金額は
夫婦で年265.2万円
ゆとりある老後生活を希望なら
夫婦で年433.2万円
老後は健康リスクもあり
年を重ねるほど、病気によるトラブルが増えやすくなります
死亡原因の上位5個と治療にかかる金額(3割)は
https://www.ajha.or.jp/hms/qualityhealthcare/pdf/2018/all/h30all_outcome_09a.pdf
- 認知症 【5万円/月】
- 老人ホーム入所 【10~20万円/月】
- 骨折 【~60万円】
- 寝たきり 【在宅で8万円/月】
https://www.jili.or.jp/files/research/zenkokujittai/pdf/r3/2021honshi_all.pdf
物価は上がり続ける
世界経済は日々成長します
それに伴って物価が上昇していきます
例えば、物価が毎年2パーセントずつ上昇したとすると
約36年で物価は2倍になります
20歳で100万円を貯金し、利息無く置いておくと
56歳の頃には半分の価値(50万円分)しかなくなってしまいます
物価以上の利息が手に入らなければ、貯金は目減りする一方です
複利は時間かけるほど膨らむ
複利とは、元本+利息に利息が付くこと
元本100万円利息1%なら
2年目101万円、3年目102.01万円
利息が利息を呼ぶので、雪だるまと呼ばれることも
複利の効果は、時間をかけるほど指数関数的に増えます
指数関数的に増えるということは
早く始めるほど
後半の伸びがでかい!ということ
24歳から、つみたてNISAに毎月1万円投資 年利5%で計算すると
44歳で元利合計411万円に
65歳で元利合計約1576万円(元金492万円)
今を充実させるために、老後を考える
老後のことを考えるのに、早いということはありません
人間の真実 「絶対に年をとる」「必ず死を迎える」
将来働けなくなる日は来ます
いつか何かしらの事象で命を落とします
多くの人は漠然としか想像してこないため
将来、特に金銭的な不安が付き纏います
その結果筋の悪い投資商品や
不必要な保険に加入し
資産を減らしてしまうかもしれません
将来を考えれば、今何をするべきかがわかります
老後のお金は働ける間に作るしかありません
老後資金を作るのに早いということはありません
今からでも早くは無いんです
まずは月1万円から、つみたてNISAで投資を始めてみませんか?
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