株は企業のお金調達チケット
企業がお金を集める手段は大きく分けてこの三つ
- 銀行から借りる
- 社債を発行する
- 株を発行する
1 銀行から借りる
その通り銀行からお金を借ります
借りた分+借りてる間は利息を返さないといけません
借りるにあたり保障となる「担保」が必要です
担保の価値で借りられる金額も変わります
信用が低い企業ほど借りられない傾向にあります
2 社債を発行する
債券を発行することでお金を集めます
会社は償還日になるまでは利息を
償還日には設定した金額で、社債を買い取りしないといけません
(これらができないと「デフォルト」と呼ばれます)
3 株を発行する
株を発行することでお金を調達します
株は【利息を払う必要なし】【買取する必要無し】
社債と違い、集めたお金は返す必要がありません
利息も払う必要ありません
株ってメリットだらけ!デメリットなくて最高!!
と、うまい話ばかりではありません
株を発行した会社には義務ができます
「株を持つ人=株主」の権利
株主は会社のオーナーの一人
あなたがトヨタ自動車の株をもっているなら
あなたはトヨタ自動車のオーナーの一人です
オーナーである株主には、会社に対して権利を持ちます
- 配当金を請求できる
- 会社の運営に口をはさむことができる
- 社長等役員の人事に口をはさむことができる
- 等々
会社の価値が上がると株の値段が上がります
配当金も増やせるようになります
株主はそのため、口を出す権利があるというわけです
株式会社と有限会社と持分会社
株式会社
「株式」を発行(1株〇〇円で売る)することで、会社を運営するための資金を調達します
誰でも買えるようにしている企業=上場企業
社長や親族などで株を持ち合いしてる企業=非上場企業
世の中の多く、特に中小企業の多くは非上場企業です
経営に口を挟まれないため、大企業でもあえて非上場にしてる会社もあります
- 取締役は1名以上、任期あり
- 決算書の公告義務あり
資産や利益などが載っている
有限会社
2005年から新設できません
一部の社員が会社の資金を出す会社
株式の発行はできません
- 取締役は一人でよく、任期なし
- 決算書の公告義務なし
ほとんどが従業員の少ない中小企業で
社長のワンマン経営が行いやすい環境です
持分会社
出資者で運営をする会社
こちらは現在も設立可能
共同出資・共同経営の会社を想像するとわかりやすいと思います
社員=出資をした人 です
株式会社では、株主が経営者でなくても問題ありませんが
持分会社では所有者が経営者です
こちらも決算報告の義務はありません
株式会社に比べ設立が容易なので
小規模の会社に向いています
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