個別株投資は「夢」がある、けど……10年やって分かった現実
「株主優待で楽しく暮らしたい」
「配当金生活で働かない人生」
「テンバガー(10倍株)で一攫千金!」
個別株投資には、インデックス投資にはない”華”がありますよね
でも、これから個別株投資を始めようとしている方、ちょっと待って
筆者の私は、個別株投資を約10年、インデックス投資を5年行っていますが
今は「最初からインデックス投資にしておけば良かった……」と後悔してます
今回はその後悔を、これから投資を始める方に向けてお伝えしたいと思います
『個別株投資は、想像以上にハードモード』なんです
個別株投資が『難しい』3つの理由
なぜ個別株は難しいのか?
それは、大きく分けて
- 学ぶこと
- 時間
- 心
の3つのコストがかかるからです
① 学ぶことが「沼」のように多い
個別株で勝率を1%でも上げるためには、以下の勉強が必要です
- 決算書を読む力
企業の健康診断書(B/S)や成績表(P/L)を読み解く知識、簿記の知識も必要です - 企業分析
その会社が何で稼いでいて、将来性があるのかを見極める力 - 各種指標(PER/PBRなど)
今の株価が『割安』か『割高』かを判断するモノサシ - チャート(テクニカル)
買い時・売り時を判断するグラフ分析 - マクロ経済
金利や物価など、世界情勢が株価に与える影響の理解
これらを学ばずに買うのは、ルールを知らずにカジノへ行くようなものです
私も多少は齧りましたが、ほんと沼
情報収集しても勉強してもどんどん必要なことが増えていきます
どれだけやっても『十分』がない、そこが見えない、まさに勉強の沼です
② 『時間』という資産を激しく消費する
個別株投資は『買って終わり』ではありません
- 決算シーズンの多忙さ
決算発表は年4回
株持ってる企業の決算結果を追いかけるだけでも時間が溶けます
各社決算の詳細な資料も配布してますので、それを全てチェックすると・・・ - 日々のチェック
持ってる株、買いたい・売りたい株の日々の値動きをチェックするようになります
動向が気になって昼休みは株価チェックの時間になってしまうでしょう - 分散(ポートフォリオ)管理
「卵を一つのカゴに盛るな」の格言通り、リスク分散のために複数の銘柄を管理する手間が発生します
時間は有限です
限られた時間を何に使うのか、これこそが人生です
個別株投資のために時間を割くと、その分生活や趣味の時間が削れていきます
③ 『心(ストレス)』が削られる
インデックス投資と違い、自分の判断で銘柄を選んでいるため、暴落時の精神的ダメージは計り知れません
- 『買った瞬間に下がる』ストレス
- 『売った瞬間に上がる』後悔
- 『自分の資産が日々激しく増減する』不安
このストレスに耐えながら日常生活を送るのは、意外と大変なことです
「買えば天井、売れば底」なんてネタもありますが、実体験すると笑えない話
買えば良かった・売れば良かったなんて後悔も多々・・・
私も少なくない株式を持っていますが、日々の値動きは結構あります
数万〜10万円くらいの値動きは日常茶飯事です
岸田ショックの時には200万円くらい値下がりましたね
ただ資産形成が目的なら『インデックス投資』が最適解
個別株は本当に難易度が高い
当たれば大きいですが、そのためにかかるコストが非常に大きいです
投資や決算が好きで、勉強が苦にならない方なら個別株投資も良いかと思いますが
ただの資産形成目的、老後資金を作りたい方にはストレスが大きい投資方法です
一方、対照的なのが投資信託(インデックスファンド)です
| 個別株投資 | インデックス投資 | |
| 必要な勉強量 | 膨大(終わりがない) | 本1〜2冊でOK |
| チェック頻度 | 毎日〜毎週 | 年に1回程度 |
| 分散投資 | 自分で管理が必要 | 自動で分散 |
| 難易度 | 上級者向け(趣味の領域) | 初心者向け |
| 最大の特徴 | 当たれば大きい | 自動化と放置ができる |
インデックス投資は、『投資していることを忘れるくらい』が一番リターンが出やすいと言われています
こまめに売買するのではなくて、買ったら持ちっぱなし、積立なら積立続けること、これが一番リターンを出しやすい手法です
自動化と放置ができるので、『時短で手間要らず』投資ができる
ここが最大のメリットです
私の投資も、インデックスが資産形成の中心で、順調に成長しています
個別株の方は一進一退なことが多くて、インデックスほどの値上がりが得られていない状況です
自分の知識や技術の問題もあるでしょうが、個別株の難しさを実感し続けています
結論:個別株は『遊び』として楽しもう
「じゃあ個別株はやるなということ?」
いいえ、そんなことはありません
個別株にはインデックスにはないワクワク感があります
損失を出すことを覚悟の上で、老後資金に関係ない所のお金で楽しむのは大いにありだと思います
『資産の9割はインデックス投資、残りの1割で個別株を楽しむ』
このくらいの比率で行うのが良いでしょう
あくまで資産形成の中心はインデックス投資
個別株はおまけ、やりたい方は遊びとして楽しみましょう
- 資産形成のメイン
S&P500や全米株、全世界株のインデックスファンド(NISAを活用) - おまけ
気になる企業の株を『単元未満株(1株から買えるサービス)』で少額から
今は数百円からでも株主になれる時代です
これなら、万が一個別株で失敗しても老後資金に響きませんし、配当金をもらう喜びも味わえます
(注:株主優待は単元未満株だともらえないことがほとんどです)
まずは土台をしっかり固めてから、無理のない範囲で『大人の趣味』として個別株を楽しんでいきましょう!
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