これからの退職金はiDeCoで作る!自分退職金「iDeCo」を始めよう【iDeCo】

iDeCo

~退職金が無いとお嘆きの貴方へ~自分で作る退職金「iDeCo」を始めよう

退職金のまとめ
  • 法人税がかからない+退職所得控除でお得な制度
  • 実質給与から天引きされてる
  • 自由に運用できない制度の場合はインフレ負けすることも

iDeCoまとめ
  • 自分で作る退職金
  • 運用益非課税
  • 所得控除+退職所得控除で退職金制度と同じ待遇
  • 自由に運用することができ、インフレに負けにくい
  • 制度利用にハードルあり
おすすめのiDeCo証券会社
【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

【SBI証券のiDeCo】の特徴は
・証券口座の開設不要
手数料最安クラス
eMAXIS Slimシリーズなど、優良な投資信託が多数
・オンライン+郵送で開始できる
・煩わしい勧誘や紹介などの電話は一切なし!

退職金ってどんな制度?

「退職金」は、会社を退職する時にお金がもらえる制度
役職や勤続年数で金額が変わるのが一般的です

一括りに退職金と言っても、様々な種類があります

  • 退職一時金
    会社で退職金を積立てし、退職時に給付する制度
  • 厚生年金基金
    公的年金制度への上乗せとして作られた制度
    現在縮小中で新規設立はできない
  • 中小企業退職金共済(中退共)
    勤労者退職金共済機構が運用する、中小企業会社員対象の退職金共済
    企業が中退共へ支払い、退職後には中退共が退職金を支払う
  • 確定給付企業年金(DB)
    企業が保険会社や信託会社と契約して、退職金を預け運用してもらう制度
    給付は基金か保険会社等が対応する
  • 確定拠出年金(DC)
    企業は積立てのみを行い、運用や資産の管理は金融機関等が行う
    運用に関しては受給者自らの選択で行い、運用益は非課税
    会社員一人一人が投資と向き合う必要があるが
    非課税で運用できるというメリットもある

給付方法は以下の3通り

  • 一時金(一括で全額もらう)
    退職一時金
  • 年金(10年などに分割してもらう)
    厚生年金基金
  • 一時金と年金併用
    中小企業退職金共済
    確定給付企業年金
    確定拠出年金

退職金の良いところ

  • 節税になる
    法人税がかからない、所得税は給付時のみ
  • 会社が老後資金を積み立ててくれる
    退職時にまとまった金額が手に入る
  • 運用成績によっては、退職金が増える
    退職金は運用されることも多く、成績によって給付額が増えることも

退職金の問題点

  • 資金拘束がある
    退職金は退職するまで使えないお金
    勤めてる間は自由に引き出せない
  • 基本は給与からの天引き
    退職金は福利厚生の一つなので、企業の利益から捻出される
    給与としてもらえるはずだったお金を、退職金として積み立てている
  • 運用に失敗したり、運用していないと減額になることもある
    退職金制度によって異なるが、企業が退職金を管理している場合、運用によるトラブルもある
    運用失敗した場合、損失分を企業が補填するか、退職金額を減らすか選ばなければならない
  • 会社が管理する場合は管理コストがかかる
    退職金制度は結構複雑です
    積立額の設定、会計への組み込み、給付時の対応、運用など、やるべきことが多くあります
    会社内ですべて行う場合は人材が必要になり、人件費がかかります
    近年は外部に委託する「確定拠出年金」などが増えています

iDeCoって?

税制が優遇された投資制度の一つ
投資する時も、取り崩すときも控除が効き、運用は非課税
税金面で考えるとNISAよりも上の節税制度です

お得ポイントまとめ

  • 運用益非課税
  • 年間投資額の上限あり
  • 投資額分は所得控除
  • 受け取りは公的年金等控除、もしくは退職金控除適用

「退職金が無い」が強みになるiDeCo【退職所得控除】

税制的に優遇されてる退職金制度ですが、近年は退職金が無い会社も増えてきています
私の勤める会社も退職金がありません

退職金が無い事での一番の損は
<退職所得控除>
が使えない事!

退職所得って、税金がとっても優遇された制度なんです
これが使えないのは非常に勿体無い


退職所得控除とは

退職金受取時の所得税を軽減してくれる制度

退職所得控除金額は
・勤続20年以下
40×勤続年数 万円
・勤続20年超
800+70×(勤続年数-20)

退職所得の計算は
(退職金-退職所得控除)÷2

20年勤務で退職金800万円なら→税金0円
25年勤務で退職金2000万円なら→退職所得は425万円

それを活用してくれるのがiDeCo>

退職金とiDeCoを同時に受け取る場合は
退職金+iDeCo-退職所得控除(勤続とiDeCoどちらか長い方で算出)
となるため、iDeCo分の控除が残らないこともあります
(下記のに該当)

iDeCoだけの受け取りなら
iDeCo-退職所得控除(勤続とiDeCoどちらか長い方で算出)
と計算するため、iDeCo満額が控除になることも
(下記のに該当)

例えば

勤続20年、iDeCo15年の方

  1. 【退職金1000万円 iDeCo600万 同時に一時金受取】
    1000+600-800=800万円
    800÷2=400万円が所得
  2. 【iDeCo600万 一時金受取】
    600-800=マイナスなので非課税
  3. 【iDeCoを60歳で受取、退職金1000万円を65歳で受取】
    iDeCo:600-600=0円で非課税
    退職金:1000-800=200万円
        200÷2=100万円が所得

は特殊ケースで利用可能な最高の節税方法
65歳まで勤続することができて、退職金も65歳で受け取れる場合に使える方法です

iDeCoやるなら投資知識は必須

iDeCoは投資を行うこと前提の制度設計です
定期預金も選べますが
運用益非課税のメリットを最大で使うには、リスクのある投資の活用が必須
iDeCo利用後にガチャガチャと弄らないためにも、最低限の知識は持つ必要があります

幸い?60歳まで解約できないのがiDeCoです
とりあえずは、手数料の低い全世界型のインデックスファンドで始めて
徐々に勉強をしていくのも良いかと思います

時間の取れない方も、せめて1冊か2冊程度、書籍読んでみてください
含み損が出ていてもストレスなく過ごせるようになります

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【いちばんカンタン つみたて投資の教科書】

iDeCoのような積み立て投資をする方が、最初に読んでほしい本
子供への金融教育を行う会社のCEO森永康平さんの著作
すっごくわかりやすいです


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