【iDeCo】【NISA】「iDeCo」と「NISA」投資の非課税制度は『なんのため』にある?

iDeCo

iDeCoとNISAは何のためにある?
  • 「長期投資」するため
    15〜20年の長期で運用するための「運用益非課税」
  • 「老後資金」のため
    60歳以降の生活費補填のための「非課税」と「控除」

NISAとiDeCoの「おさらい」

NISA

NISA制度のおさらい

NISAの特徴
  • 投資の非課税制度
    投資信託と株に投資できる
  • 運用益が非課税になる
    分配金、配当金、再投資も非課税
  • 売却益が非課税になる
    100万円の利益が出た時
    通常の手取りは約80万円のところが、NISAなら100万円満額手に入る

2023年末までのNISA制度はこちら

引用 金融庁 NISA特設ウェブサイト

2024年からのNISA制度はこちら

引用 金融庁発行「NISA早わかりガイドブック」

NISAの特徴1
【運用益が非課税】

投資信託からもらえる分配金
株式からもらえる配当金
分配金を配らず投資に回すシステム分配金再投資(累投型)

これらには通常20%(現在は20.315%)の税金がかかりますが
NISAではいずれも非課税です

この中で最も恩恵が大きいのが
分配金再投資型

通常課税されて、減ったお金で再度投資信託を購入するのが
分配金再投資型なんですが
NISAでは全額投資信託購入されます

NISA枠の面でもメリットがあります
配当金や分配金をもらって、NISA口座で買う場合
購入額分のNISA枠を削ってしまうんですが
分配金再投資はNISAの枠を削らず再投資されます

NISAをフル活用したいなら
投資信託の分配金再投資
がおすすめです

NISAの特徴2
【売却益が非課税】

投資の利益には20%(現在は20.315%)の税金が掛かります

NISAはその売却益への税金も非課税です

これは株も投資信託も一緒
どちらも値上がり分メリットがあります

NISAは
投資を増やしやすく
投資の利益を最大で手に入れられる

投資家に優しい制度なんです

iDeCoのおさらい

iDeCoの特徴
  • 投資の非課税・控除制度
    利用できるのは、投資信託・保険・円預金
  • 掛け金全額が所得控除
  • 運用益が非課税
  • 受け取り(売却益)に控除が効く
  • 受け取りは60歳以降

iDeCoの特徴1
【運用益が非課税】

iDeCoもNISAと同じく、運用益が非課税です

iDeCoの場合、購入できるのは投資信託、保険、円預金
株の購入はできません
受け取った分配金は再投資されます

iDeCoには定期預金という選択肢もあるので
元本割れが嫌な方にも使えます

iDeCoの特徴2
【拠出金と、売却額に控除】

掛金の全額が所得控除に

受け取り(売却)時には
退職所得控除公的年金等控除が使えます

控除について

控除は、収入を見かけ上低くできる制度
見かけ上の収入=所得を基に税金額が決まります

例えば、収入が1000円、控除が100円、税率10%なら
控除なし→1000×10%=所得税100円
控除あり→(1000-100)×10%=所得税90円

要は「税金を減らせる制度」です

iDeCoの特徴3
【受け取りは60歳以降】

これはデメリットでもある特徴です

iDeCoは特別な事情がない限り、60歳まで受け取ることができません
拠出したお金は60歳を過ぎるまで、運用し続けることになります
途中でお金が入用になっても、条件を満たさなければ取り崩せません

とはいえ、この資金拘束はメリットでもあります
もとより老後資金作りのために始めるのがiDeCo
老後は60歳以降
強制的な貯蓄、割れない貯金箱と考えれば
老後の生活のためには良い制度とも言えるでしょう

iDeCoとNISAは「長期投資」のためにある

リスクの大きい短期投資
<成功しやすい長期投資>

これは金融庁配布
「NISA早わかりガイドブック」の一部です

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/guidebook_202307.pdf

短期投資
例えばデイトレード、半年、1年などかなり短期での投資の場合
儲けを出せるかは個人の力量と世界の情勢、そして運が良いかが影響してきます

短期で儲けるには

儲けられる状況が世の中にあって
自分が運よくそのタイミングで投資できていて
いろんな情報から売買のタイミングを掴んで取引する

こういった、労力と多大な幸運が味方する必要があります

金融庁の試算では、5年間での投資でも元本割れリスクがままあると出ていますね

一方、長期投資はどうでしょうか

これも金融庁の試算ですが
1989年以降から始めた20年間の長期投資なら
元本割れ無しと出ています

これからの時代も同じ保証はありませんが

  • ドットコムバブルの崩壊
  • リーマンショック
  • コロナショック

これらを乗り越えて利益を出したというデータは
それなりに信憑性があると考えます

短期的な値動きは読めない

20年ほどの長期では値上がりを期待できる

NISAとiDeCoは「老後資金のため」にある

NISA、iDeCo
どちらも運用益が非課税です
そのおかげで、分配金再投資により効率よく資産を増やせます

配当金や分配金は「今」のお金を増やします
そのお金を将来に回すには、再度投資、つまりはNISAやiDeCoで買う必要があります

再度買う必要がない分配金再投資型は
長期運用後に取り崩すお金を作るのに効率が良い方法なんです
長期運用に向くということは、老後資金作りにも向くということ

そこから考えても、NISAとiDeCoは
老後資金を用意するための非課税制度
と言えます

特にiDeCoの場合は、60歳まで取り崩すことができないので
強制で老後資金とすることができます

制度を最も効率的に使おうとすると、老後資金作りになる

それが非課税制度の【NISA】【iDeCo】です

何歳からでも遅くはありません
新卒社会人でも早すぎることはありません
50歳を過ぎても出来ることはあります

今日からでも老後を考えて

NISA と iDeCo

使っていきましょう!

【iDeCoの簡単な解説はこちら】

【iDeCoの解説と、細かい解説のリンクはこちら】

【NISAの解説はこちら】

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