日本株の指数
日経平均株価(日経225)

- 東証プライム市場に上場されてる企業225社の株価平均
- 値段の高い株価の値動きが大きく影響
日本の株価指数の中で、誰もが一度は聞いたことがあるのが日経平均株価
別名日経225
東証プライム市場上場企業の中から225社厳選 その株価平均です
日経平均株価の計算方法はちょっと変わっていて、時価総額が影響しません
株価のみが影響します
これつまり、高い株価の上下動が大きく影響するということ
例えば
【時価総額】(2022年1月19日時点)
・ファーストリテイリング 7兆680億
・トヨタ自動車 39兆5393億
【株価】(2022年1月19日時点)
・ファーストリテイリング 66670円
・トヨタ自動車 2365円
【もしお互いの株価が1%ずつ下がったら】
・ファーストリテイリング -666円
・トヨタ -23円
企業の価値としてはトヨタはファーストリテイリングの5倍以上ですが
ファーストリテイリングの方が日経平均への影響が大きく出ます
日経平均の構成銘柄はこちら
- eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
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東証株価指数(TOPIX)

- 東証プライム市場に上場されてる全ての株式の時価総額加重平均
- 大きい企業の株価変動が大きく影響する
東京証券取引所プライム市場(以前は東証一部)の株全体の平均
東証株価指数の値動きは、日本全体の株価の動きに近い 全体感を捉えるのに便利な指数
日経平均株価と東証株価指数の大きな違いは、時価総額(企業の大きさ)が影響するか否か
トヨタとファーストリテイリングなら、
トヨタの値動きが影響しやすいのが東証株価指数
ファーストリテイリングの値動きが影響しやすいのが日経平均株価
これなんでかというと、「時価総額加重型」という計算方式だからなんです
一般的なインデックスの計算方式は「時価総額加重型」です
(日経平均が珍しい計算の仕方なんですね)
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
アメリカ株の指数
S&P500

- アメリカの大企業500社の時価総額加重平均
- 一部の大企業の影響が大きい指数
- 全世界系、全米系のインデックスへの影響も大きい
S&P500の中には、世界で名だたる大企業がずらり
厳選された500社の指数ですが、アメリカの中でも大企業すぎて、全米株式の指数と同じ値動きになりやすい

左が全米のインデックス、右がS&P500 同じ形してるのがわかりますね
構成銘柄(引用 180.co.jp)
Google、Apple、Amazon、Microsoft等
- SBI・V・S &P500インデックスファンド
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- iFree S&P500インデックス
NASDAQ100

- NASDAQ市場に上場する企業のうち、金融関係ではない中で時価総額が大きい100社厳選
- 時価総額加重平均
- ハイテク産業、先進的な企業が多い
- 成長性の高い企業が多い
S&P500の中から、成長性と時価総額が大きい企業で構成したのがNASDAQ100
S &P500に比べ、上昇も下降も急なのが特徴
利上げの局面ではかなり値下がりしやすい指数です
中身は世界的に活躍する企業が多く、成長の期待できる指数の一つです
【レバナスについて】
投資信託の一つに「レバレッジNASDAQ100」というものがあります
NASDAQ100の2倍の値動きするように運用される投資信託です
これは初心者手出し無用!
値動きがかなり激しいファンドで、短期的な売買向けの商品です
詳しくなるまで触らないようにしましょう
銘柄一覧
Google、Apple、NVIDIA、Amazon、Microsoft等
- eMAXIS NASDAQ100インデックス
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
ダウ平均株価

- IT、金融、医薬品、小売など、アメリカの多様な業種の代表企業30社株価平均
- 輸送株、公共株は除かれてる
- 株価の上下推移を見る目的で利用
ダウ平均株価は別名が色々
ダウ・ジョーンズ工業株価平均、ダウ平均、NYダウなどなど
他のインデックスは投資信託で大活躍ですが、ダウ平均株価のインデックスファンドはマイナーな方
指数の推移で、アメリカ株式の動向を見る目的に使われるのが主のようです
銘柄一覧(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダウ平均株価
- iFree NYダウ・インデックス
- eMAXIS NYダウインデックス

世界の株式
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス

- MSCI ACWIと略される
- 世界47カ国の大型、中型株約2900で構成され、世界の時価総額85%カバー
- 先進国と新興国が入るため、世界全体の経済成長をキャッチする指数
全世界の株式指数
小型株も網羅したFTSE GACIという指数もあります
どちらも大差がないので、選ぶ際はお好みです
日本やアメリカだけの指数だと、新興国の成長を取り漏れてしまいます
そこをカバーするのが全世界型 オールカントリーの指数です
と言いつつも、MSCI ACWIを構成する株の50%以上はアメリカです
全世界に均等に投資してるわけではないのでご注意です
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- たわらノーロード 全世界株式
MSCIコクサイ・インデックス

- 先進国から日本を除いた22カ国の大型、中型株約1300で構成され、市場の85%カバー
- アメリカ株が65%を占めてる
- 日本の株や投資信託をすでに持ってる人向け
先進国のうち、日本を除いた株式指数
これは意地悪されてこうなってるわけじゃないんですよ
日本の株は既にたくさん持ってる(例えば日経平均とか、高配当株とか)方が、分散効かせたいという目的で使えるようになってるんです
全世界型で買うと、日本の株も入ってくるので重なってしまいます
それを回避できるのがMSCIコクサイ・インデックス
https://www.msci.com/eqb/methodology/meth_docs/MSCI_September2017_GIMIMethodology.pdf
- eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
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