最近、楽天ポイントが改悪続きですね
SPU対象のサービスが減ったり
楽天ポイントが貯まりづらくなったり
獲得上限の引き下げがあったり
ちょっとずつ悪くなっています
改悪の原因は、楽天グループの赤字と言われます
全体的には黒字なんですが
楽天モバイルだけ大赤字出して、グループ全体では赤字です
普段は楽天を推しているので、知人から
「楽天倒産しない?」
「このまま楽天使ってても平気?」
こういった相談を複数回受けました
私の答えは
「当面は倒産することはないと思うよ」
楽天グループは、全体で見たら赤字ですが
赤字事業はモバイルのみ
その他事業はしっかり黒字が出ています
特にフィンテック(銀行や証券など)の事業は黒字拡大中です
厳しいのはモバイル事業のみ なんです
これは私の想像ですが
本当にヤバくなった時には
モバイル事業を切り捨てるんじゃないかと思っています
モバイル事業以外は調子がいいので
そこさえ切っておけば復活するんじゃないかと
そのため、当面は倒産しないと思われます
現状は問題ないとは思いますが
楽天が倒産した時のことを想定するのは非常に大事
倒産の際のリスク、起こりうることを想定しておけば
不安に駆られることはありませんし
その日に備えておくこともできます
今回は
[もしも][万が一]
楽天グループが倒産したら
・貴方に何が起こるのか?
・どのように対策しておくのが良いか
を解説します
【楽天経済圏の解説はこちら】
楽天市場
【何が起こる?】
購入側
ネット通販の最大手を失います
楽天ポイントが消失する可能性があります
タイミングによっては、購入済みの物品が届かなくなる可能性があります
楽天ポイントの使い道がなくなるため
ポイント溜め込んでる人にはかなりの痛手になるかもしれません
それ以外の方にはほぼ無傷
便利な通販サイトがなくなる程度のことです
販売側
プラットフォームを失います
月の出店料は一部払い損となるかもしれません(20万円〜70万円程度)
売り上げの一部が回収できなくなるかもしれません
【対策】
常日頃から
ポイントは使うようにしましょう
ポイントを溜め込まなければ、消えることもありません
必需品の購入や楽天サービス利用の支払い
使い道がなければ投資信託の購入などに使っちゃいましょう
ネット通販サイトをもう一つ契約しておくのも対策です
amazonやauPayマーケットなど
買い物先がいきなりなくなると、困りますからね
楽天銀行
【何が起きる?】
楽天銀行はお金を預ける所です
銀行の倒産は、預金が返ってこなくなるリスクを抱えます
日本にはペイオフと呼ばれる預金保険の制度がありますので
銀行の円預金は1千万円まで保証されます
この制度、円預金が対象なので
外貨預金は非対象です
エクステ預金は対象内です
【預金保険制度についての解説はこちら】
楽天銀行をメインバンクにしていた場合
対応は結構大変です
家賃など定期振り込みは滞ります
クレカの支払いも停止します
給与振込先も無くなるので
新たに銀行口座を開設しないといけません
【対策】
円預金は1千万円までに抑える
外貨預金は使わない
別の銀行口座を一つは持っておく
別の銀行口座には、生活防衛資金として
1年分程度の生活費を入れておくと良いでしょう
クレカは使いすぎず
別口座で支払いできる金額内で利用しましょう
楽天証券
【何が起きる?】
証券会社は株の売買を仲介してくれる企業です
我々の株式や投資信託の管理をしてくれています
証券会社は、会社の資産と投資家の資産を分けて管理しないといけません
証券会社が倒産しても、通して買った株や投資信託は無くならないんです
ですがもし万が一、悪い証券会社が現れて、投資家の資産と自社の資産を混ぜこぜにしていた場合
資産が返ってくるかかなり怪しくなります
その万が一に対応してくれるのが投資者保護基金
1千万円まで補償してくれます
一部の投資商品と、銀行から買った投資信託は対象外なので注意してください
【対策】
証券口座は2社以上で作っておきましょう
株や投資信託の管理先を移すことができますし、つみたて投資を間断なく続けることもできます
オススメの証券会社は
SBI証券
松井証券
最近の松井証券はサービスの質が良い!
日本株、米国株、投資信託の売買手数料を無料化したり
最大1%貯まる投信残高ポイントサービスを開始したり
GMOクリック証券
口座開設は「ハピタス」経由がお得
【SBI証券の魅力はこちら】
楽天トラベル
【何が起こる?】
楽天ほどの企業なら大丈夫だとは思いますが
旅先で旅行代理店が倒産すると、悲惨な事態になることがあります
てるみくらぶ 聞いたことありますか?
これはカカチャンネルさんの動画
旅先、特に海外旅行の最中に倒産してしまうと、最悪ホテルに泊まれなかったり帰れないことも
上記は特殊なケースであることもご理解下さい
楽天のように、上場する大企業の場合には
このような自転車操業による顛末は起こりにくいです
【対策】
国内の場合は
移動手段さえ手に入れば
最悪帰ってくることはできます
難しいのは海外旅行です
「てるみくらぶ」の際は、大使館が相談に乗ってくれました
事前に、現地の大使館の場所と電話番号は調べておきましょう
その他考えられる対策は
旅行先の情報、言語、移動手段を調べておくことです
楽天エナジー(電気、ガス)
【何が起こる?】
楽天エナジーはいわゆる新電力の一つ
東京電力などから電気を購入、送電線利用料を支払い
一般に販売する電力会社です
自社で発電を行なってる企業もありますが
多くは電力を購入して販売しています
もし倒産したら
実は、倒産直後は何も変わりません
1ヶ月の経過措置期間があり、電気もガスも使えます
その間に電力やガス会社を探せば大丈夫です
資源エネルギー庁「今さら聞けない電力自由化5つの質問」
【対策】
事前準備は特別必要ありません
強いて言えば
自宅のエリアがどの電力会社・ガス会社の管轄か調べておく
くらいでしょう
関東なら東京電力と東京ガスのエリアが多いと思います
倒産後は取り合えず東京電力などと契約し
新電力を使うなら、時間かけて下調べをしましょう
楽天モバイル、楽天ひかり
【何が起こる?】
最悪 止まります
楽天モバイルは、wifiを介さない(4Gや5G)通信が使えなくなります
事前の告知はされるとは思いますが
他の企業に買収される等ない限り
楽天モバイルのSIMは使えなくなります
楽天ひかりも使えなくなるでしょう
自宅に光回線+家庭内wifiを組んでる方
その回線が止まります
【対策】
昨今、新しくスマホの通信会社を探すのは簡単です
大手キャリア(au、docomo、Softbank)を使うこともできますし
大手キャリアの格安プラン(ahamo、povo、linemo)や
さらに格安SIM(UQmobile、Ymobile)も存在します
実店舗のある通信会社なら、SIM即日発行も可能です
休み一日あれば復旧が可能でしょう
問題なのは光回線の方です
光回線を開通させるのにはお金と時間がかかります
初期費用、工事の日取り、新しい端末の購入やレンタルなど
特に問題なのは、工事の日取り
混み具合で3ヶ月待ちとか平気であります
申し込みして1週間で開通 とはいかないでしょう
開通までモバイルルーターで対応する手もあります
光回線の事前の対策は、正直ありません
プランや金額は日々変わりますし
キャンペーンも時々で違います
起きてからの対応となるでしょう
ただ、前述の通り、一時的にモバイルルーターで対応する手はあります
モバイルルーターなら時間かからず手に入るので
過度に不安を感じる必要はありません
安心して「楽天経済圏」を使おう!
様々ある日常サービスを楽天に集めることで
楽天ポイントを大量に稼ぐことのできます
楽天サービスを中心に生活することを
楽天経済圏に住む
と呼んだりします
ペイペイ経済圏、au経済圏など
こういった経済圏は多種あります
その中でも、今も最強経済圏の一つが楽天経済圏
上手に活用すれば、生活費を節約できます
【楽天経済圏の解説はこちら】
お得で最強な楽天経済圏ですが
永遠ではありません
いつかサービス終了する日が来るでしょう
終了するその日
自身の生活は大丈夫でしょうか?
インフラは無事か?
替えが効くか?
損失が大きいか?
リスクと対策を想定しておけば
何も怖いことはありません
楽天危ないのニュースで不安になることも
変に動いて失敗することもありません
不安は放置せず
使えなくなった時を想定し
替えの算段をつけて
安心して楽天経済圏に住んでもらえればと思います
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