〜実習受け入れ1ヶ月前まで
各大学の実習講習会
12月までに募集用紙が届き
多くは1月の3〜4週、土日の午後に開催されます
各大学は同時期に行われるので、ブッキングするケースも出てきます
可能であれば出席した方が良いですが、出られない際は後日書類送付と電話での確認等になります
以前は大学のキャンパスにて開催がほとんどでしたが、近年オンライン配信も増えています
(2022年度は帝京大学と慶應義塾大学がオンラインでした)
【各大学の実習前面談】
講習会の後に開催されることが多いです
[担当教員+学生本人+実習担当]の3者面談や
[学生本人+実習担当]の2者面談などがあります
面談の無い大学もあります
実習生による事前連絡
実習生本人より、実習3日前までに確認連絡が来ること多いです
電話での確認事項は
- 初日の出席時間
- 初日の出席場所
- 住所、電話番号
- 持ち物(上履きの有無など)
- 準備しておくもの
- 実習ノート記入のためのパソコン有無
学生の交通手段に関しては、特別な事情のある地域を除き公共交通機関の利用を指導されています
実務実習指導・管理システムの登録
実習前に済ませておくべきことはこの3点
- 初回ログイン
- 指導薬剤師の登録
- 指導薬剤師と実習生の紐付け
これを済ませておかないと、実習生の日報を読むことができません
日報の確認は指導薬剤師の義務です
当日に困らないよう準備しておきましょう
ログインIDについて
ログインIDとパスワードは
「店舗用(施設管理ユーザー)」「指導薬剤師用」の2種類あります
「店舗用」は各薬局1つのみ
大学からIDとパスワードが配布されます
指導薬剤師が変わっても変更されません
わからなくなってしまったら、システム事務局に確認しましょう
「店舗用」でできることは
・指導薬剤師のアカウント作成
「指導薬剤師用」のIDは、指導薬剤師1名に1つ作成できます
作成は「店舗用」IDで行います
今後は「指導薬剤師用」を使います(「店舗用」を使うことはほとんどありません)
「指導薬剤師用」でできることは
・学生との紐付け
・日報の確認、記載
・メール、伝言の確認と送付
・到達度評価
・実習終了時の評価
実習内容のスケジュール作成
受け入れの前に、大まかな実習スケジュールを作成しましょう
作成後は「実務実習指導・管理システム」にアップすることで
学生へ事前に見せておくことができます
実習スケジュールの作り方ですが、決まった形はありません
一応、日本薬剤師会から
大体こんな感じで進めてくださいというスケジュール案が出てます
全ての項目を漏れなく行えるようにするため
下に添付したスケジュール管理シートを利用しています
オリジナルです
Excelに強い方、改良してもらえたら嬉しいです
担当教員による面談
実習開始前に
担当教員による薬局訪問と面談が開催されることがあります
開催されるかは大学によって異なります
(実習前訪問は割と少ない印象です)
実習先の雰囲気把握と
指導薬剤師との顔合わせのためと思われます
実習中のスケジュール
基本は作成したスケジュール通りに進めますが
開始後に日程の決まるイベントもいくつかあります
追加されるイベントは
・歓迎会、送別会
・担当教員の訪問(1〜2回)
・薬剤師会主催の合同実習
・他店舗での研修
【歓迎会、送別会】
行うなら日中やお昼時間が好ましいと思います
就職活動の斡旋などを行わないよう気をつけましょう
【担当教員訪問】
学生の担当教員による、薬局訪問です
1期中に大体1回、多くて2回あります
内容は、教員との2者面談か、学生含めた3者面談です
・困ったことはないか、トラブルはないか
・実習の進捗状況
・発表準備状況(大学によっては、実習後にポスター発表があります)
この辺りの確認を、15分程度行なって終了です
【薬剤師会主催の合同実習】
市町村の薬剤師会が主催する合同実習会が開催されることがあります
さいたま市では1期に計3回 1参加2000円です
参加費は後から振り込みです
事前に(当日1〜2週間前)申込用紙がFAXかメールで届きます
その申込用紙を薬剤師会へ送れば受付完了です
【他店舗での研修】
自店舗だけでは補いきれない内容
(例えば施設、在宅、無菌調整、学校薬剤師など)
これらの研修を他店で受けてもらう方法もあります
相手側の管理薬剤師と日程と実習内容の相談を行いましょう
実習後のスケジュール
実習後に忘れてはいけない業務が1点あります
学生の評価を送信
・実務実習指導・管理システム で評価するケースと
・大学独自の評価表に記入し送付 するケースがあります
実務実習指導・管理システム
このタブから入力します
項目はこんな感じ
6項目について、5段階評価で行います
- 実習期間中の実習態度
- 薬学臨床の基礎
- 処方箋に基づく調剤
- 薬物療法の実践
- チーム医療への参画
- 地域の保険・医療・福祉への参画
実習の最終日から2週間以内には送信・送付しましょう
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