対象
日本病院薬剤師会の会員
薬剤部で加入
所属スタッフ(薬剤師、助手、実習生)も対象
所属薬剤部の全員が加入する必要があります
個人の薬剤師で加入
補償対象
病院薬剤師の行う薬剤師としての業務中の事故で
患者や第三者からの損害賠償責任を負った場合の保険
病院薬剤師の業務は
[調剤、製剤、薬剤管理、薬の情報提供など]
- 損害賠償金(治療費、慰謝料、休業補償など)
- 訴訟費用、弁護士報酬
- 応急手当費、緊急措置費
オプション
オプションはありません
保険金額
- 調剤事故による身体賠償 1億円 年間で3億円まで
(弁護士費用も含む) - 医薬品事故以外での業務事故による賠償 5千万円 年間限度額なし
- 患者人格権侵害 300万円 損害額の10%が自己負担
保険料
1名につき 2300円
1名につき 2400円
契約期間
2022年12月20日~2023年12月20日の1年間
1年間の掛け捨て保険です
自動更新はありません
日本病院薬剤師会 薬剤師賠償責任保険 まとめと考察
オプションや特約は無く、非常にシンプルな掛け捨て保険となっています
気をつけるべきは薬剤部の人員数です
日本病院薬剤師会の保険は、施設契約の場合1名あたりの金額+全員加入しないといけません
1名なら2300円ですが、10名なら23000円です
支払い対象や補償内容は、日本薬剤師会の薬剤師賠償責任保険とほとんど変わりません
他社の保険と比べても、保険料、保険金、補償内容共に大きな差はなさそうです
保険に加入する前に
損保ジャパンの情報によりますと
薬剤師個人へ500万円を超える賠償請求は出ていないようです
薬剤師を対象とした裁判は年に1回あるか無いか程度
この状況は
確率極小
被害中程度
と言えるでしょう
保険の加入は考えなくても良いレベルだと考えます
あくまでも現状では です
今後どうなっていくかは不透明です
薬剤師相手の訴訟が増えたり、賠償金額が大きくなっていく可能性もあります
何でもかんでも保険で対応すると、経費だけかさんでしまいます
そこを踏まえた上で保険に加入するか検討しましょう
【日本病院薬剤師会 日病薬賠償責任保険制度パンフレット】
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