投資を始める際
給与のうち、どれだけを投資に使うのが良いか
今ある手持ちのうち、どれだけ投資に使うか
考えたことありませんか?
今年からNISAでの投資枠は広がりましたし
iDeCoは引き続き使えます
つみたて投資枠は月10万円まで使えます
iDeCoの投資枠は、月2〜2.3万円の方が大多数でしょう
投資枠は広がった一方
入金力=収入は大きく変わらない
という方も多くいらっしゃると思います
投資の枠は増えたけど
投資に使えるお金は変わらない
それなら収入のうち
どれくらいを投資に使うのが適切か
今回は投資との付き合い方をタイプ別に分け
それぞれに向いてる方や目的をお伝えします
どれが一番いいというわけではなくて
どれが一番自分に向いているかで、投資スタンスを見直してもらえればと思います
「余剰金で運用」派
今ある預金やまとまった金額の収入を資金として、投資商品を買います
多額の一括投資ができます
【こんな方】
既に多額の貯金があって、15年使う予定がない
保険金、相続、退職金を受け取ったが、15年使う予定がない
生活防衛資金1年分は貯まっている
子供は独立している
独身なら40歳〜
家族ありなら50歳〜
【目的】
物価上昇による貯金の目減りを避ける
【投資手法】
NISA
つみたて投資枠+成長投資枠で、年間360万円
最短期間で余剰金を投資する
iDeCo
満額利用する(年間14.4万〜81.6万円)
NISA満額分(1800万円)とiDeCoの分を引いても余る方は
特定口座での投資
「給与から定額・定率積立」派
最初に設定した金額(もしくは定率)で、投資し続けます
給与からの積立投資を行います
【こんな方】
家計簿が苦手
貯金が苦手
給与ギリギリまでつかっちゃう
ストイックな節約する方
独身・家族問わず 20代〜
【目的】
老後資金を作る
貯金の代わりに投資を行う
【投資手法】
最初に、投資に回す金額を計算します
月手取り30万円で、1割投資するなら[30万×1割=3万円]
定率で投資するなら、毎年初めに1割分の金額を計算します
定額の場合は計算しなくてOK 毎年同じ額を積み立てましょう
NISAやiDeCoの枠内の金額なら
いずれかの口座で計算金額を積立投資設定を行います
あとは一年間放置です 自動購入されます
給与の何割を投資に使うかで、難易度が変わります
NISAやiDeCoとの相性も良いです
年々積立額も増えるので、モチベーションも上がります
給与増加にあわせて投資額が増えます
初級『0.5割〜1割』
生活水準は大きく変えずに投資
月の余剰金や貯金にしていたお金を投資に回すイメージ
中級『1割〜2割』
支出の節約が必要になってきます
浪費の見直しは必須です
ポイ活での節約も選択肢
家賃が高いエリアに住む方には厳しい
上級『2割〜』
ガチガチの節約をして、浪費を避けて、固定費を減らさないと厳しい
蓄財の達人と言われた「本田静六」さんは、給与の2.5割を天引き貯金していたとのこと
お金は貯まりますが、極貧生活にならないよう気をつけないといけません
「月の余剰」派
家計簿をつけることで、月の収入と支出が把握できます
毎月の収支から、余剰金をすべて投資に回します
月々の収入・支出によって、投資額が変わります
収入が少ない、支出が多い月は投資額は少なく
収入が増えたり、節約がうまくいった月は投資額が増えます
無理な節約生活をしなくて良い反面、投資資金を出し続けるためには
日頃から節約志向であることが必要です
【こんな方】
家計簿をしっかりつけている(必須!)
生活水準は変えたくない
収入の変動が大きい、副業収入がある
天引きしなくても十分なほどの黒字家計
【目的】
物価上昇による貯金の目減りを避ける
相互資金作り
投資を貯金の代わりにする
【投資手法】
家計簿をつけ、収支を把握、月の余剰金を算出します
毎月、余剰額分の投資商品を購入します
お試し派
月100円や月1000円など、少額で積立投資をする
資産形成目的ではなく、投資の経験を積むための方法
投資に慣れてきて、生活防衛資金が貯まったら増額する
【こんな方】
生活防衛資金が貯まっていない
投資の経験を積みたいが、リスクが怖い
どのくらいリスクが取れるかわからない
【目的】
投資の経験を積む
自分のリスク許容度を確かめる
投資に慣れる
【投資手法】
NISA口座にて、毎月100円や1000円の積立投資を行う
金額変更が容易で、さまざまな投資商品から選べるため
ネット証券口座での投資開始が推奨です
気になる投資商品で試すのも良いし
比較的リスクの低い、全世界方株式の投資信託を購入するのも良い
自分に合った投資を
私としては、余剰金での投資が好きな手法なのですが
ライフスタイルや家族構成、資産状況は人それぞれです
無理は続きませんし、今を楽しむのも大事なことです
自分に合った方法を選びましょう
投資は不安という方は、投資の部分を貯金に置き換えてもOKです
投資はリスクを伴います
どれだけのリスクに耐えられるかも個々人で違います
自分のリスク許容度を超えて投資をするのは
値動きによるストレスを抱えるだけでなく
投資を辞めてしまうことにも繋がります
自分に合った方法で、投資をしましょう!
にほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加してます
クリックでのご協力、応援よろしくお願いします
コメント