SBI・Vシリーズの紹介
ネット証券会社の最大手「SBI証券」の子会社
SBIアセットマネジメントが販売するインデックスファンド
【特徴】
- 手数料が業界最安クラス
ノーロード(購入時手数料なし)
信託財産留保額なし
信託報酬は最安クラス - 世界最大級の投資会社「バンガード社」の投資信託を購入する
- 米国株式、全世界株式、新興国や先進国など、幅広いインデックスに対応
- つみたてNISA対象商品あり(3銘柄/9)
SBI・Vシリーズは新設ファンドだけど『長期運用の実績』
SBI・Vシリーズの最大の特徴は
バンガード社の投資信託を購入していること
新設の投資信託はどうしても歴史が浅く、純資産額が小さくなります
歴史が浅いと、信用が弱かったり、リスクが読みづらくなります
純資産額が小さいと、コストに見合わず、ファンドが解散してしまうこともあります
その点をカバーするのがSBI・Vシリーズの長所
「SBI・V・S&P500」が購入しているETF「VOO」は2010年9月から開始
「SBI・V・全米株式」が購入しているETF「VTI」は2001年5月から開始
新設ファンドでも、長期運用されてるファンドを買うことで、リスクを読みやすくなります
バンガード社の投資信託は純資産額合計7.6兆ドル
「SBI・V・S&P500」が購入しているETF「VOO」は純資産額3260億ドル、約47兆円です
これだけの規模になると、手数料が低くても利益が確保でき、運用が安定します
新規の投資信託の弱点
運用歴
純資産額
この2点を上手に解決しているのが
SBI・Vシリーズなんです
バンガード社の投資信託詳細は公式HPで確認ください
手数料(信託報酬)安い順で紹介
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
<つみたてNISA対象ファンド>
【信託報酬】
0.0938%
【中身】
バンガード・S&P500 ETF(VOO)
VOOは資産額3270億ドルの超巨大投資信託
2010年に発売開始されました
乖離率 0.03%
経費率 0.03%
コスト安くインデックスにしっかり連動した
優秀な投資信託の一つです
S&P500は、アメリカの上場企業から500社を選抜したインデックス
【S&P500の解説はこちら】
【純資産】
1兆918億円
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
<つみたてNISA対象ファンド>
【信託報酬】
0.0938%
【中身】
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
VTIは資産額3070億ドルの超巨大投資信託
2001年発売開始と非常に歴史の長い投資信託です
乖離率0.05%
経費率0.03%
こちらもコスト安くインデックスにしっかり連動した
優良投資信託です
米国市場3000社以上の企業株式に連動する
CRSP米国総合指数をインデックスとしています
【純資産】
1823億円
SBI・V・米国小型株式インデックス・ファンド
【信託報酬】
0.1138%
【中身】
バンガード・スモールキャップ ETF (VB)
アメリカ市場の中小型株1400社以上で構成されるインデックス
CRSP米国小型株指数に連動します
乖離率 0.08%
経費率 0.05%
【純資産】
2億円
SBI・V・先進国株式(除く米国)インデックス・ファンド
【信託報酬】
0.1138%
【中身】
バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF (VEA)
カナダ、ヨーロッパ、太平洋地域などの小型〜大型株で構成
アメリカは除かれます
乖離率 0%
経費率 0.05%
【純資産】
7億円
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
【信託報酬】
0.1238%
【中身】
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
平均以上の配当金を出す企業で構成
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスに連動
乖離率 0%
経費率 0.06%
【純資産】
235億円
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド
【信託報酬】
0.1238%
【中身】
バンガード・米国増配株式 ETF (VIG)
米国企業のうち、過去10年連続増配している
大型、中型株で構成されるインデックス
ETF tracks the S&P US Dividend Growers指数に連動
乖離率 0.06%
経費率 0.06%
【純資産】
54億円
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
<つみたてNISA対象ファンド>
【信託報酬】
0.1338%
【中身】
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
先進国と新興国の小型〜大型株で構成される
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動
約9000銘柄で構成されています
【純資産】
289億円
SBI・V・世界小型株式(除く米国)インデックス・ファンド
【信託報酬】
0.1338%
【中身】
バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモール キャップETF (VSS)
アメリカを除く、先進国・新興国の小型株で構成される
FTSEグローバ・スモールキャップ(除米国)インデックスに連動
乖離率 0.08%
経費率 0.07%
【純資産】
1億円
SBI・V・新興国株式インデックス・ファンド
【信託報酬】
0.1438%
【中身】
バンガード・FTSE・エマージング マーケッツ・ETF(VWO)
ブラジル、インド、台湾、中国、南アフリカなど世界の新興国にある大型、中型株で構成される
FTSEエマージング・マーケッツ・インデックスに連動
乖離率 -0.15%
経費率 0.08%
【純資産】
4億円
万人にオススメな「SBI・V」は?
お勧めしたいのはこの三つ
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
S&P500は全てアメリカの株式
全米株式はアメリカ経済全体
全世界株式は半分がアメリカの株式
両者の値動きは連動しやすいので、選ぶならお好みで
手数料の点から見ると
S&P500のファンドは、同じインデックスファンドのうちで最安値
全世界株式は、eMAXIS Slimの方が安いです(信託報酬0.005775%)
全世界株式の方はコスト差が圧倒的なので、あえてSBI・V選ぶメリットが少ないです
【eMAXIS Slimシリーズの解説はこちら】
手数料は状況によって変わります
SBI・Vシリーズも、今後下がっていくことを期待しましょう
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