【投資信託】「デビューファンドランキング」を読む!投資初心者にはどのファンドがおすすめ?

【投資実践】投資を始めるお手伝い

投資は「はじめて」だから、どんなファンドを選んだら良いか分からない。
そのように感じている方はいらっしゃらないでしょうか?
「デビューファンドランキング」では、最近SBI証券で投資をはじめた方がはじめて購入したファンドをランキングでご紹介しています。ご自身と同じように、「はじめて」投資をした方が選んだファンドを参考にしてみてはいかがでしょうか。

引用 SBI証券「初心者に人気のファンドは?」

SBI証券が発行する、投資初心者用の記事

初心者に人気のファンドは?デビューファンドランキング

投資信託を初めて購入する方に向けた解説記事で
初めて投資信託を買った人が、どのファンドを購入したかをランキング形式で紹介しています

今回はその上位5つのファンドを見ていき

それぞれがどんなファンドなのか
どのファンドは初心者にオススメできるか

解説していきたいと思います

上位5ファンドはコレ!

なかなか忖度の少ない、実際にそうなんじゃない?
と思えるランキングでした
一部ちょっと怪しいのもありますが・・・

5位中3つがeMAXIS Slimシリーズです
eMAXIS Slim強し!

eMAXIS Slimシリーズとは?】

業界最安水準の運用コスト
将来にわたって目指し続ける投資信託のブランドです

扱うのはインデックスファンドか、インデックスファンドで構成されたバランスファンド
2024年1月現在14種類販売されています
純資産総額は6兆円 大人気の投資信託シリーズです

同じインデックス連動のファンドのなかで、手数料最安値に合わせることを看板にかかげており、他社が手数料の引き下げをしたら追従してくれます
長期で購入し続けるのに向いていると言えます

【eMAXIS Slimシリーズの紹介はこちら】


1位「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」

投信・外貨建MMF|SBI証券
投資信託ならSBI証券。投資信託はNISAやつみたてNISAとの相性もばっちり。SBI証券なら業界屈指の商品ラインナップで100円からはじめられます。ポイントがたまる投信マイレージサービスや投信積立もオススメ。初心者の方も簡単に始められます...

【NISA対象】
つみたて投資枠(年120万、計1800万)
成長投資枠(年240万、計1200万)

全世界型のインデックスファンド

先進国、新興国あわせて約47カ国
中規模、大規模企業 約2800社
各国の市場の85%をカバーしています

販売開始は2018年、現在6年目の運用中
1万円から開始して、2024年1月で2万円を超えています

純資産額は2兆円超え
SBI証券の全投資信託の中で、3番目大きさです

信託報酬も驚きの0.05775%以内
これもSBI証券の全投資信託中、3番目の安さ

5年間の平均リターンは17.7%

最大下落率は21.86%(2020/1〜2020/3)
3ヶ月で2割の資産下落を経験しています

個人的評価

リターン
分散性
手数料

どれを見ても非常に優秀な投資信託です

そのため純資産額2兆円オーバー
多額の資金の集まる人気ファンドです

オールカントリーという名称ですが、全世界の株を均等に買っているわけではありません
選ばれた国家のうち、基準に沿った企業が選ばれています
国や企業は状況によって追加・削減されるので
ほったらかし投資に向いたファンドと言えます

手数料がめちゃ安なのも◎

eMAXIS Slimシリーズは
最安クラスの手数料を掲げています
他社がより安いファンドを作っても、そこに追随すると言っています
手数料面でも安心して購入できるファンドです

初心者の、初めて購入するファンドとしては鉄板です

2位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

投信・外貨建MMF|SBI証券
投資信託ならSBI証券。投資信託はNISAやつみたてNISAとの相性もばっちり。SBI証券なら業界屈指の商品ラインナップで100円からはじめられます。ポイントがたまる投信マイレージサービスや投信積立もオススメ。初心者の方も簡単に始められます...

【NISA対象】
つみたて投資枠(年120万、計1800万)
成長投資枠(年240万、計1200万)

アメリカの大企業のインデックスファンド

S&P500
アメリカに本社のある大企業500社の株価平均
Google、Amazon、Apple、Microsoftなど
日本にいても聞いたことのある、利用したことのある企業名がずらり並びます

販売開始は2018年、現在6年目の運用中
1万円から開始して、2024年1月で2万5千円を超えています

純資産額は3兆円超え
SBI証券の全投資信託の中でトップ!
1番資産額の大きいファンドです

信託報酬は0.09372%以内
これもSBI証券の全投資信託中、12番目の安さです

5年間の平均リターンは21.34%

最大下落率は19.17%(2020/1〜2020/3)
3ヶ月で2割の資産下落を経験しています

個人的評価

日本の投資信託の中で最大、トップの投資信託が

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

純資産額の大きさは、人気の現れでもあり
安定的な運営の現れでもあります

非常に歴史の長い米国インデックスのS&P500
これに連動したインデックスファンド
歴史からリスクの大きさを想定しやすいのが特徴です
想定通りにいかないのが投資ですが、データが多いほど信憑性が増すのも事実

ここ5年ほどのリターンが良いこともあり、大変人気になっています

アメリカ経済は今後も堅調と考える方には

手数料の安さ
純資産額の大きさ
eMAXIS Slimの手数料への取り組み

これらを考慮すると
当ファンドが最有力です

投資初心者にも大手を振ってオススメできるファンドです

3位「SBI・V・S&P500インデックスファンド」

投信・外貨建MMF|SBI証券
投資信託ならSBI証券。投資信託はNISAやつみたてNISAとの相性もばっちり。SBI証券なら業界屈指の商品ラインナップで100円からはじめられます。ポイントがたまる投信マイレージサービスや投信積立もオススメ。初心者の方も簡単に始められます...

【NISA対象】
つみたて投資枠(年120万、計1800万)
成長投資枠(年240万、計1200万)

大手投資会社「バンガード社」の販売する投資信託「バンガード・S&P500ETF(VOO)」を購入するインデックスファンドです

VOOはアメリカの投資信託の一つ
S&P500に連動するインデックスファンドです
・運用実績が長く(13年)
・手数料がめちゃ安(0.03%)
・資産額が巨大(約57兆円)

SBI・Vの特徴は「投資信託を買う投資信託」であること
直接購入すると色々手間がかかるVOOですが
SBI・V・S&P500なら、日本円で簡単に購入できます
VOOはNISAで購入できませんが、SBI・V・S&P500はNISA対象です

世界的に超有名な投資信託「VOO」へ
日本で、手軽に、NISAを使って
購入できるのがSBI・V・S&P500です

色々説明しましたが

S&P500に連動するインデックスファンド

と考えてもらえれば大丈夫です

販売開始は2019年、現在5年目の運用中
1万円から開始して、2024年1月で2万3千円を超えています

純資産額は約1.3兆円

信託報酬は0.0938%程度
eMAXIS Slimよりほんの少し高いですが、誤差レベル

3年間の平均リターンは22.12%

最大下落率は19.17%(2020/1〜2020/3)

個人的評価

アメリカ経済が今後も世界を引っ張っていくと考えている方には
オススメできるファンドです

手数料も低く、運用がはっきりしていて
継続性に問題のない優良ファンドです

そして
「eMAXIS Slim S&P500」にするか「SBI・V・S&P500」にするか
迷われた方へ

どっち選んでも大差ないです

当ファンドのメリットは、VOOの過去が参考になることです
他のインデックスファンドの多くは、販売開始日が運用開始日ですが
SBI・V・S&P500の場合は、VOOの販売開始日が運用開始日とも言えます
当ファンドの運用は4年とちょっとですが、VOOの13年という長い運用歴を参考にできるんです

とはいえ将来を保証するわけではありません
参考にはできますが、将来に活用できるかはわかりません
何が起こるかわからないのは、eMAXIS SlimもVOOもSBI・Vも一緒です

更に、これら投資信託は
リターンもリスクも手数料も大差ありません
運用も安定していて、インデックスとほぼ変わらない値動きをしています

どれを選ぶかは、お好みで

4位「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」

投信・外貨建MMF|SBI証券
投資信託ならSBI証券。投資信託はNISAやつみたてNISAとの相性もばっちり。SBI証券なら業界屈指の商品ラインナップで100円からはじめられます。ポイントがたまる投信マイレージサービスや投信積立もオススメ。初心者の方も簡単に始められます...

【NISA対象】
成長投資枠(年240万、計1200万)

新設の投資信託
2023年12月に発売開始の出来たてホヤホヤです

販売開始は2023年12月
1万円から開始して、2024年1月で1万800円ほど

純資産額は約320億兆円
かなりの資金が、一気に集まった感じです

信託報酬は0.099%
こういったファンドの中では突出して安いです

【特徴1 アクティブファンド】

市場平均を上回るように運用する
所謂アクティブファンドの一つです

【特徴2 高配当株に注目】

日本の高配当企業を購入するファンドです

配当利回りが高め
財政が安定
株価が割安

こういった条件から、最初は30社ほどから運用を開始するとしています
(2024年1月現在は実績不明)

【特徴3 年4回の分配】

投資信託が利益を出した時の対応は2通りあります
①分配金再投資
利益分は自動的に投資に回る手法
再投資金額分はNISA枠を食わないので、NISAに向いています
②分配金
年1回〜 購入者に利益分配します
配当金のようなものです

この分配金が、当ファンドは年4回行われます

【特徴4 手数料】

アクティブファンドの手数料は高いものが多いですが
当ファンドは低く、0.099%
インデックスファンドと同程度の安さになっています

個人的評価

全くオススメしない

理由は2つ

1 分配金が元本棄損する

年複数回分配金を配るファンドは、利益がなくても分配をするケースが多いです
利益がなくても分配する=元本を配る ということ
数年間配当もらえて嬉しい!なんて思って放置していると
いざ売却する際に元本が無くなっている可能性すらあります

元本を分配するファンドはタコ足配当とも呼ばれます
こういった投資信託は、老後資産に向けてではなく
高齢者が年金代わりに利用するのに向いています

2 分散が効いてない

投資初心者にオススメするのは長期投資
明日や1ヶ月後の利益ではなく、15年後の利益を見込んだ投資をオススメしています

長期投資において、リスクを減らすために大事なのは「分散」すること
株(企業)や国を分散することで、トラブルがあっても被害を減らすことができます
10個の卵、1つのカゴに入れていたら落とした時全滅ですが
2個ずつ5つのカゴに分けて入れたら、1つのカゴを落としても8個は無事です

当ファンドは分散がほとんどされていません
日本限定で、高配当株という限られた範囲の中の、30社程度
投資初心者が買うにはリスクが高いです

5位「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」

投信・外貨建MMF|SBI証券
投資信託ならSBI証券。投資信託はNISAやつみたてNISAとの相性もばっちり。SBI証券なら業界屈指の商品ラインナップで100円からはじめられます。ポイントがたまる投信マイレージサービスや投信積立もオススメ。初心者の方も簡単に始められます...

【NISA対象】
つみたて投資枠(年120万、計1800万)
成長投資枠(年240万、計1200万)

日本株式のインデックスファンド

日本の代表的なインデックス「日経平均株価」
日本の市場、東京証券取引所のプライム市場において
代表的とされる225社の株価平均です

「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」は
日経平均株価に連動した値動きになるよう運用されます

販売開始は2018年、現在6年目の運用中
1万円から開始して、2024年1月で1万7千円を超えています

純資産額は500億円超え

信託報酬は0.143%以内

5年間の平均リターンは12.87%

最大下落率は19.21%(2020/1〜2020/3)

個人的評価

多少の金額ならあり

日経平均株価は、東証株価指数と並ぶ日本の代表的インデックスのひとつ
大企業が多くを占めているので、日本の景気と少し乖離して値動きします

円安の影響もあり、大企業が利益を出しやすい環境です
今後も伸びていく可能性があります(可能性です)

全世界型のインデックスファンド、例えば1位の「eMAXIS Slim全世界株式」では
日本の構成比率は5%程度です
私たちの生活は日本と共にあります
そこの成長に賭けたいという気持ち、日本の企業を応援したい気持ち
ここを活かしたいなら日本のインデックスを買うのが一番です

ですが投資全額を日本に乗せるのはちょっと不安があります
失われた30年のように、デフレに戻って成長が止まる可能性も捨てきれません

なので、購入する場合には
投資額の1割や2割など、一部の金額に抑えるのをオススメします
残りは全世界株式などに充てることで、リスクの少ない老後資金作りを行うことができます

まとめ

1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
全世界の経済成長を見込む方向け
全員にオススメできる優良ファンド

2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
今後もアメリカ経済が世界を引っ張ると考える方向け
手数料は安くオススメできるファンド

3位 SBI・V・S&P500インデックスファンド
今後もアメリカ経済が世界を引っ張ると考える方向け
eMAXIS Slimとどちらを選ぶかは好み
同じくオススメできるファンド

4位 SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
仕事を退職して、年金がわりに運用したい方向け

5位 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
今後20年以上、日本経済が成長すると考える方向け
投資初心者がこれを買う場合、オールカントリーかS&P500を組み合わせることをオススメしたい

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