<今回は投資初めての方向けの記事です>
NISAや投資の解説をするとよくいただく質問が
「投資信託って何?」
「投資信託とNISAは違うの?」
投資の勉強で最初に出てくるのが「投資信託」と「NISA」
そのためかごちゃっとしていて、わかりづらく感じるようです
とはいえ、わかってしまえばなんて事はありません
今日は
投資始める上での超重要科目
「NISA」
「投資信託」
この二つの違いを解説します
投資信託は『投資商品の一つ』
投資信託は数多くある
「投資商品」の一つ
株、金やプラチナ、仮想通貨、FX、不動産
投資商品は様々あります
投資信託はそういった、投資商品の一種類
株を買う、金を買うように
投資信託も買うことができます
では、投資信託はどんな投資商品なのか
投資信託は
投資の専門家達が
「何か」に投資しているところに
一般人がお金を渡して
運用してもらう
という投資スタイルです
投資家=私たち は
証券会社が販売する「投資信託(ファンドとも呼ぶ)」を購入することで
投資の専門家にお金が渡ります
投資の専門家は、私たちから集めたお金を元に
投資を行います
どのような投資を行うかは事前に「目論見書」などで告知されています
多くは株式投資ですが、債券や不動産、それらを組み合わせたバランスファンドなどもあります
非常に種類が多く、6千以上あると言われます
【インデックスファンドの解説はこちら】
NISAは投資の非課税制度『投資の制度の一つ』
NISAは非課税制度の一つ
Nippon Individual Savings Account
(日本個人貯蓄口座)
の略称で NISA です
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
引用 金融庁「NISA特設ウェブサイト」
通常の投資では、利益に対して20%の税金がかかります
100万円の利益なら20万円が税金です
NISAを使うと利益が非課税に
100万円の利益なら、税金0円、つまり100万円まるまる手に入ります
NISAを使うためには
証券口座の開設と、NISA口座の開設が必要です
(証券口座には3つの区分「特定」「一般」「NISA」があります)
NISA口座で売買した分だけが非課税になるという制度になっています
NISAは投資商品ではなく、投資制度
老後資金を各自で準備してもらうために
国が作った投資の制度の一つなんです
非課税で運用、非課税で売却できるので
課税されるよりも資産を増やしやすくなっています
ちなみに、NISA制度ですが
2024年から一新、現行より大幅拡充されます
変更点は
1 3つあったNISA制度を一つにまとめた
2023年まで[一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA]
2024年から[新NISAのみ]
2 非課税期間が無期限に
2023年まで[つみたてNISAが最長20年間非課税]
2024年から[無期限で非課税]
3 非課税枠の拡充
2023年まで[つみたてNISAは年40万円まで]
2024年から[年間最大360万円、合計1800万円まで]
より老後資金を作りやすくなりました
投資信託とNISAの関係は?
NISA(非課税制度)で投資信託(投資商品)を買う
これです
NISAは非課税の制度 投資を効率的に行うための制度、いわばお弁当箱です
投資信託は投資商品 プロに運用を任せる投資商品、いわばご飯やおかずです
お弁当箱(NISA)の中に投資商品(投資信託)を詰め込むことで、お弁当は完成です
ご飯やおかずは自分で好きに選びます(一部制限あり)
プロのお弁当職人にお願いするのが投資信託です
NISA口座を開設しただけでは投資は始まりません
自分が買いたい投資商品を選んで
NISA口座で購入して
初めて投資が始まります
2020年ではNISA口座の開設はしたものの、活用されなかった口座数が600万ほどあったとのデータもあります
これから投資を始めたい方は
NISA口座の解説で終わらないよう気をつけましょう
投資初心者には投資信託がオススメ
NISAでは、株単品を買うこともできますが
投資初心者さんには「投資信託」の購入をオススメします
「投資信託」は
投資の専門家にお金を運用してもらう
投資商品の一つ
コンセプトの違いによって、様々な投資信託(ファンド)が存在します
例えば
・アメリカの上場株式全体をバランスよく購入する投資信託
・全世界の上場株式を購入する投資信託
・株だけでなく債券も購入する投資信託
・不動産を購入する投資信託
・AI関連の企業のみ購入する投資信託
などなど
種類は6千を超えるとも呼ばれます
投資初心者さんには、これら投資信託のうち
インデックスファンド
と呼ばれる投資信託をオススメしています
インデックスファンドは
インデックス(指数)と同じ値動きをするよう運用する投資信託です
有名なインデックスでは
日経平均株価(日経225)
S&P500
など
投資初心者さんにおすすめする、優良なインデックスファンドの条件は
・手数料が低い
・純資産額が大きい
・優良なインデックス連動
一つオススメあげるとしたら
- 手数料(信託報酬) 0.05775%以内
- 純資産額 1.6兆円以上
- 「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動
何選んだらいいかわからない方に、オススメな投資信託です
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