最近は金融教育や、小・中・高生向けお金の勉強本も出回るようになりました
私がオススメする本は
森永康平さん著
小学生から知っておきたい 使い方 貯め方 増やし方 守り方 マンガでわかる お金の本
両学長著
本当の自由を手に入れるお金の大学
どちらもお金に関する考え方、気をつけること、資産形成にも触れられている良著です
小学生から〜は小学校5、6年生くらいから対象
本当の自由〜は中学生以上が対象な内容となっています
こういったお金の知識が増えてくると
「お金を稼いでみたい」
「お金を増やしたい」
「欲しいものをもっと自由に買いたい」
と考えるお子さん、いらっしゃるんじゃないでしょうか
もっと使いたい!だからお金を手に入れたい!!
これとっても大事なこと、欲しいものを手に入れるのに使うのがお金です
未成年でも、証券口座は作れる!
未成年(18歳未満)で投資をしたい方
お子さんの資産形成を始めたい方
安心してください
未成年でも証券口座を作れます
【SBI証券】
【楽天証券】
【松井証券】
開設時には親の承諾と確認書類等が必要になりますが
未成年者用の証券口座は作れます
取引する主体は、未成年者自身でも、親が行うのも可能です
お子さんの投資体験として活用するのもいいですし
もらったお年玉なんかを運用するのにも使えます
投資信託での運用には複利が効いてきますから、早いうちから投資しておくと将来びっくりする金額になっているかもしれません
18歳を超えたらNISA口座への移行がオススメ!
NISA口座へ資金を移行すれば、そこから先の利益分は非課税になります
未成年口座では、全ての投資を行えるわけではありません
現物の株式売買や投資信託の購入はできますが
下記の取引は行えません
持ってるお金以上の取引ができない
と覚えるとわかりやすいかもしれません
投資は元本が命
皆さんの投資へのイメージはどんなモノでしょうか
宝くじのように、一攫千金でしょうか
パソコンの前に張り付いて、最高のタイミングで売買するトレーダーでしょうか
一時の状況の変化で株価が倍になったりするイメージでしょうか
株式投資って、1日で倍になるような投資ではないんです
1日での上昇は、大きくても2割程度
それも連日2割上昇なんてことはありません
上がって下がってして、ちょっとずつ上がって
1年や2年で倍になることがある 程度です
上がったり下がったりで
損して得して
年間リターンで10%を超えていたらとても優秀です
すごく儲かるイメージかもしれませんが
実際はその程度です
そして、投資には元本が必須です
元本が大きいほど、手に入る金額も増えます
例えば年間リターン10%で運用できたとします
100万円なら、1年で10万円手に入りますよね
1000万円なら100万円ですし
1億円ならリターンは1000万円です
投資にかける時間も0ではありません
デイトレードをした場合、市場が開いている週に4〜5日、6時間を投資に費やすことになるでしょう
年間で1400時間ほどになります
それだけの時間をかけて
元本100万円ではたったの10万円
時給にすると71円です
投資においては
投資信託であろうと
個別株式の購入であろうと
高配当株投資であろうと
元本の大きさがモノを言います
ハイリターン=ハイリスク
高いリターンには、高いリスクがつきものです
ハイリターンな株や投資信託はハイリスク
値動きが大きかったり
下手すると価値が無くなったり
詐欺なこともあります
資金が倍になると謳った商品は
半分、もしくは0になる可能性もあると考えましょう
リスクの無いところにリターン無し
ハイリターン商品には、相応のリスクがつきものなんです
更に気をつけて欲しいのが
ハイリスクな商品がハイリターンとは限らないこと
世には、リスクが高くてリターンが低いという商品がゴロゴロしています
(アクティブ投資に多く見られます)
高いリスクを取って成功した結果がリターンなのであって
高いリスク=高いリターンでは無いんです
「1年で倍になる投資」
「毎月10%の配当がもらえる」
「元本保証の投資」
これらを言ってくる投資はハイリスク
なんなら詐欺の可能性もあることを覚えておいてください
贈与税には注意を
ちょっと経路の違う話ですが
お子さんの投資資金を親が賄う場合、贈与税に気をつけましょう
贈与税とは、金銭などを年間一定額以上受け取った場合に掛かる税金のことで
そしてこれを回避する方法としてよく言われるのが「暦年贈与」
贈与税の控除額が年間110万円なので
毎年110万円を親や祖父母が振り込むといった事がなされてきました
実はこれ、ダメなんです
定期的に控除ギリギリ額を贈与し続けるのは、明らかな相続税対策とみなされてしまい、後から課税されるリスクがあります
今回の件で言うと、毎年110万円を子供の証券口座に入れ続けるような行為です
「定期贈与」と呼ばれる手法ですが、こういった誰の目から見ても明らかな行為は課税対象となり得ます
定期贈与を予定していた方は一度見直しましょう
贈与金額と贈与時期を変える等の対策が有効なこともあるようです
細かい話はこちらのホームページが非常にわかりやすいかと思います
【オリックス銀行 暦年贈与とは?方法や注意点を解説】
【SBI証券での口座開設はこちら】
【松井証券での口座開設はこちら】
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