東京海上日動「薬剤師賠償責任保険」
東京海上日動の「薬剤師賠償責任保険」
対象
特別な資格不要で加入できます
薬剤師会等への加入は不要です
契約に関しては法人のみ
個人での契約はできません
2種類の契約があります
契約によって保険の対象者変わります
・薬局経営者
・薬局開設者
契約者は経営者や開設者ですが
契約者の店舗で勤務する薬剤師や登録販売者も補償の対象です
・勤務薬剤師
・勤務登録販売者
登録販売者による事故も対象になるのが特徴ですね
補償対象
薬剤師業務での物損と他者への障害
・調剤
・医薬品、日用品、食品や化粧品などの販売
・在宅
勤務薬剤師・勤務登録販売者契約は
補償対象を制限するための特約を付けることで契約できます
【勤務薬剤師・勤務登録販売者特約条項】
・被保険者は勤務薬剤師と勤務登録販売者のみ
・薬剤師業務+薬剤師業務外の仕事による事故
オプション
【訴訟対応費用担保特約条項 】
保険対象の事故によって、損害賠償請求された場合のための特約
・再現実験費用
・意見書、鑑定書作成費用
・裁判所提出文書作成費用など
【 初期対応費用担保特約条項 】
事故発生後直後、初期対応にかかった費用のための特約
・事故現場の写真撮影費用、保存費用
・通信費
・見舞金など
【施設危険担保特約条項 】
薬局設備による客への損害を補償
(棚からの商品落下による怪我、自動ドア挟まりによる怪我など)
保険金額
対人・対物賠償は、1事故につき 1億円
保険期間中3億円まで
オプションの【施設危険担保特約条項 】を付けると
・対人1億円
・対物1億円
保険料
保険者の状況(過去の事故歴など)で異なります
パンフレットの例では
基本契約 2000円
施設危険担保特約条項〈 対物 〉 3000円
施設危険担保特約条項〈 対人 〉 1000円
勤務薬剤師または登録販売者人数5人で 10000円
契約期間
この保険は
1年契約の掛け捨て型 です
契約始めた時から1年間となります
東京海上日動の「薬剤師賠償責任保険」について、私の感想
私の感想ですが
日本薬剤師会やNPhaに加入してる薬局には お勧めしません
薬剤師会の斡旋保険の方が保証が厚く、保険料は定額です
昨今、中小の薬局で薬剤師会に入っていないところは少ないでしょう
わざわざ東京海上日動の保険を選ぶメリットは無いと考えます
加入していない薬局は検討の余地ありです
保険料は会の保険より割高となってます
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