【薬剤師保険】2022年 東京海上日動の「薬剤師賠償責任保険」特徴は?

薬剤師保険

東京海上日動「薬剤師賠償責任保険」

東京海上日動の「薬剤師賠償責任保険」

東京海上日動 薬剤師賠償責任保険 パンフレット
東京海上日動代理店 マノリンオフィス, 東京海上日動火災保険株式会社、あんしん生命保険株式会社の各種保険を専門に取り扱っております。幅広いお客様にお気軽にご相談頂けるようカジュアルな雰囲気で、土日祝日も営業してお待ちしております。
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/hojin/pdf/senmon_yakkan_20220101.pdf
東京海上日動「薬剤師賠償責任保険」のまとめ
  • 二つのプラン
  • 経営者向けの「一般契約」個人向けの「勤務薬剤師・勤務登録販売者契約」
  • 保険金は 1事故1億円
  • 保険料は契約者により変動 一般契約3000円~|勤務者契約 一人2000円以上
  • 契約日より1年間有効の掛け捨て保険

対象

特別な資格不要で加入できます
薬剤師会等への加入は不要です

契約に関しては法人のみ
個人での契約はできません

2種類の契約があります
契約によって保険の対象者変わります

一般契約

・薬局経営者
・薬局開設者

契約者は経営者や開設者ですが
契約者の店舗で勤務する薬剤師や登録販売者も補償の対象です

勤務薬剤師・勤務登録販売者契約

・勤務薬剤師
・勤務登録販売者

登録販売者による事故も対象になるのが特徴ですね

補償対象

薬剤師業務での物損と他者への障害

・調剤
・医薬品、日用品、食品や化粧品などの販売
・在宅

勤務薬剤師・勤務登録販売者契約

勤務薬剤師・勤務登録販売者契約は
補償対象を制限するための特約を付けることで契約できます

【勤務薬剤師・勤務登録販売者特約条項】
・被保険者は勤務薬剤師と勤務登録販売者のみ
・薬剤師業務+薬剤師業務外の仕事による事故

オプション

訴訟対応費用担保特約条項

保険対象の事故によって、損害賠償請求された場合のための特約
・再現実験費用
・意見書、鑑定書作成費用
・裁判所提出文書作成費用など

初期対応費用担保特約条項

事故発生後直後、初期対応にかかった費用のための特約
・事故現場の写真撮影費用、保存費用
・通信費
・見舞金など

一般契約のみ

施設危険担保特約条項
薬局設備による客への損害を補償
(棚からの商品落下による怪我、自動ドア挟まりによる怪我など)

保険金額

対人・対物賠償は、1事故につき 1億円
保険期間中3億円まで

一般契約

オプションの【施設危険担保特約条項 】を付けると
・対人1億円
・対物1億円

保険料

保険者の状況(過去の事故歴など)で異なります

パンフレットの例では

一般契約

基本契約 2000円
施設危険担保特約条項〈 対物 〉  3000円
施設危険担保特約条項〈 対人 〉  1000円

勤務薬剤師・勤務登録販売者契約

勤務薬剤師または登録販売者人数5人で 10000円

契約期間

この保険は

1年契約の掛け捨て型 です

契約始めた時から1年間となります

東京海上日動の「薬剤師賠償責任保険」について、私の感想

良い点
  • 加入条件が無い(会員に入らないといけない など)
  • 掛け捨てで、契約したら丸一年入れる
悪い点
  • 保険料が不透明で見積もり必要
  • 法人契約なので、個人加入できない
  • 個人情報漏えいの保険なし(サイバー保険など)

私の感想ですが

日本薬剤師会やNPhaに加入してる薬局には お勧めしません

薬剤師会の斡旋保険の方が保証が厚く、保険料は定額です
昨今、中小の薬局で薬剤師会に入っていないところは少ないでしょう
わざわざ東京海上日動の保険を選ぶメリットは無いと考えます

加入していない薬局は検討の余地ありです
保険料は会の保険より割高となってます

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