iDeCo積立中に亡くなってしまったら?死亡一時金の話
自分年金 &退職金 iDeCoには
- 3つの給付
- 3つの給付方法
があるのはご存知でしょうか
- 老齢給付
- 障害給付
- 死亡一時金
- 一時金
- 年金
- 一時金と年金のコンボ
今回はこのうち
死亡一時金
についてのお話しです
【復習】iDeCoってどんな制度だっけ?
iDeCoは
個人で作る 年金&退職金 制度
税制の優遇によって、老後資金作りをサポートする制度となっています
60歳以降まで引き下ろしができないというデメリットもありますが
老後資金を作る上ではNISAに並ぶ超優遇制度
NISAである程度、積立ができている方には是非とも利用してほしい制度です
【iDeCoの全部解説はこちら】
iDeCo積立中に不幸が起こってしまったら・・・
- Q積立中に亡くなってしまったら、積み立てた iDeCoはどうなるんですか?
- A
「死亡一時金」として給付、もしくは相続財産として給付することができます
【ちょっと詳しく】 iDeCoの「死亡一時金」について
「死亡一時金」は、 iDeCoに加入・運用していた方が亡くなった際の給付方法
亡くなった時のiDeCoの資産額が給付されます
誰が受け取れる?
給付先は配偶者や親族など
配偶者が最も優先されます
その次に優先されるのは、生計を維持されていた方です
受け取り方法と受取額
「死亡一時金」の名称からも薄々気がつきますが
受け取り方法は「一時金」のみです
年金のように、分割することはできません
受取額はiDeCoの運用状況によって変わります
亡くなった時のiDeCoの評価額を元に税金の計算をします
死亡一時金にかかる税金は?
死亡一時金には税金がかかります
どのような税金が掛かるかは、裁定請求書を出すタイミングで変わります
- 死亡後〜3年
みなし相続財産 - 3年〜5年
一時所得 - 5年以降
相続財産
税制上、この中で一番優遇されるのが「みなし相続財産」です
ご不幸の直後は忙しいと思いますが、猶予は3年間もあります
落ち着いたら忘れずに請求を行いましょう
iDeCoに隙なし
もし、万が一、不幸なことが起こってしまっても
iDeCoは無駄になったり没収されたりはしません
最初に申請は必要ですが、遺族の方が受け取ることができます
所得控除、非課税、給付時の控除、障害給付、そして今回の死亡一時金
iDeCoは様々な面から節税であり、無駄がない制度となっています
しかしながら一点気をつけてほしいこと
自身がiDeCoをやっていることを、配偶者や親族に伝えておくことです
どの証券会社で行なっているかも知らせる必要があります
iDeCoは、3年以内ならみなし相続財産として
3年〜5年の放置で一時所得として
5年以上の放置で相続財産となってしまいます
放置することで税負担も大きくなりますし、手続きも煩雑になります
相続が絡んだ話はどれも難しく、ややこしいです
そんな事態になったらすぐ税理士さんに相談しましょう
自分で調べて行うより確実で、早くて、結果コスパが良いです
申請に漏れや間違いなど見つかるたびに、自分の時間もガリガリと削られてしまいます
ココはお金のかけどころです
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