個人向け国債とは
日本国が責任を持って発行するのが個人向け国債です
安全な資産の中ではトップレベル、銀行預金より安全性は高いです
現在販売される個人向け国債は3種類で
金利は 固定3年<固定5年<変動10年
いずれも最低金利は0.05% ここより下がることはありません
現状は銀行預金よりも金利が高く、元本補償で中途解約できるので
定期預金の代わりにするのにも向いています
【日本国債の解説、紹介はこちら】
【SBI証券、楽天証券で個人向け国債を買う方法はこちら】
資産配分って?
卵はひとつのカゴに盛るな
投資の格言があります
10個の卵があったとして、一つのカゴに10個入れていると
そのカゴを落としてしまったら、全ての卵が割れてしまいます
2個ずつの卵を5つのカゴに分けて入れておけば
一つのカゴを落としてしまっても、8個の卵は無事
これが分散することの意味合いです
1社の株しか持っていなければ、その社が潰れたら0になってしまいます
1国の株しか持っていなければ、その国が成長しなけれ利益は伸びにくいでしょう
ポートフォリオ
資産配分のことを、アセットアロケーション、もしくはポートフォリオと呼びます
正確には資産配分はアセットアロケーション、その中身がポートフォリオなんですが
どちらも合わせてポートフォリオと呼ばれることも多いです
<例えば、100万円のうち>
株を80万円、債権を20万円買う
→アセットアロケーション
株式80万円の内訳を
[NTT20万円、トヨタ20万円、UFJ銀行20万円、武田薬品20万円]にしよう
[eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)]80万円にしよう
→ポートフォリオ
配分の比率によって、値動きの変動幅(リスクと呼びます)と
利益(リターン)が変わってきます
基本的には、リターンが大きいとリスクも大きく
リターンが小さいとリスクも小さい傾向にあります
リスク許容度
この値動き幅=リスク が曲者です
リスクは、上振れる(利益が大きくなる)可能性もあれば
下振れる(利益が小さくなる、もしくは損をする)可能性もあるということ
15年以上運用する長期投資においては、リスクによって資産が一時的に増減します
100万円が、いっとき80万円や50万円になったりもします
その後に150万円や200万円に増えることも珍しくありません
このリスク 小さいほど安心ですが、リターンも小さくなります
どのくらいのリスクが適切なのか
それはあなたの心の中にしかありません
リスクが小さくなる要因は
[子供の有無、高齢、収入が少ない、資産が少ない、退職が近い、投資知識が乏しい]など
こういった要因に加え、個々人の心や性格で、許容度は変わります
【簡単に言えば】
この投資額は不安でしょうがない
値動きが気になってしょうがない
→リスク取りすぎ
投資してることも忘れる
資産の上下を見ても落ち着いていられる
→リスクちょうど良い
資産配分=アセットアロケーション を組む
【目的】
資産を分散することで、資産のリスクを下げる
リスクを下げつつ、目標のリターンを目指す
【方法】
ツールを用いてリスクを計算する
債券は個人向け国債=リターン0.5% リスク0%
株式は先進国株式=リターン5% リスク20%
今回はこの二つの資産だけで考えます
ファンドの海 さんのソフトをお借りしています
【ゴール】
運用を続けて、不快にならない資産配分にする
目標金額に辿り着ける利回りにする
リスクとれる方向け「株式100%」
【対象年齢】
新社会人〜40代
年金積立金の長期的な運用目標=賃金上昇率+1.7%
リスク許容度の高い方向けです
資産の一時的な半減(文字通り半額)が起きても、慌てて売却しない心構えの方が取れる手法です
【特徴】
リスク 大
リターン 小〜大
資産配分はとってもシンプル
分散された投資信託を購入 これだけでできます
つみたて投資の設定するだけで、後は自動運用
購入額の調整も不要です
リスク 20% 期待リターン5%
30.3%(期待リターン)の確率で 432万円
70%の確率で 147万円以上
元本割れ確率は 18.4%
30年で資産を4倍程度に増やしていきたいなら
株式100%を利用しましょう
ただし、リスクも大きいのに注意しましょう
確率上は元本割れの可能性18.4% 低くありません
投資にちょっと不安あり「株式75%国債25%」
【対象年齢】
新卒社会人〜40代
退職年齢まで20年以上、長期で運用できる方のうちで
資産の変動額が大きすぎると不安という方向け
【特徴】
リスク 中〜大
リターン 中
実際に値動きを見て、株と国債の比率を変動するのもアリ
もう少し変動を抑えて株60%にしたり
リターン増やして80%に変えるのも良いでしょう
ストレス少なく、将来どのくらいのリターンにしたいかを考えて
それに沿った比率を考えましょう
この塩梅はともかく個人差があるので、やってみて1年後に調整でも良いと思っています
調整したい場合は、多額の一括投資は避けましょう
リスク 15% 期待リターン 3.88%
34.7%(期待リターン)の確率で 312万円
70%の確率で 151万円
元本割れ確率は 14.5%
少し保守的運用です
30年で元本を3倍程度に増やしたい方の選択肢です
確率上では元本割れリスクも抑えられて、リターンはしっかり確保できています
擬似GPIF?リスクを抑えた「株式50%国債50%」
【対象年齢】
50代〜老後まで
20年以内での取り崩しを視野に入れた運用は
リスクをある程度抑えた方がストレスフリーです
【特徴】
リスク 中
リターン 小〜中
GPIFが年利3%以上出している投資手法
債権が個人向け国債だと、GPIFに比べリスクとリターンが下がります
よりローリスク、ローリターンな投資となります
リスク 10% 期待リターン 2.75%
39.5%(期待リターン)の確率で 225万円
70%の確率で 148万円
元本割れ確率は 10.3%
擬似GPIFだけあり、リスクはかなり低減されています
リターンは結構控えめです
物価上昇率次第で目減りする可能性があります
2%インフレ下なら物価と同じ程度の資産増加となるでしょう
GPIFって?
日本で最大の資産運用法人
私たちの年金の一部を預かり、資産運用している団体です
GPIFの目的は、私たちの将来受け取る年金の財源を作ること
GPIFの目標は
年金積立金の長期的な運用目標=賃金上昇率+1.7%
これら目的と目標をクリアするための
GPIFは投資で資産運用をしています
年金財源は安定的でないと困ってしまうため
リスクは極力減らし、リターンは上記目標以上を目指しています
そんなGPIFの年金運用はこんな感じ
株式50%、債権50%
非常にシンプルな資産配分です
2001年からの運用で、年利3.97%、収益+127兆
資産総額219兆のトンデモ資産になっています
GPIFのレポートを見る限り
短期(5年程度)では運用がマイナスになることもありますが
長期(15年以上)では、利益が出ているのがわかります
国内、海外に分散しつつ、株式と債権が50%で資産配分するのは
安定的な長期投資の一つの答えと言えそうです
個人向け国債を買うなら「SBI証券」
個人向け国債は一部の金融機関で購入できますが
私がオススメする購入先は「SBI証券」
SBI証券では【個人向け国債キャンペーン】を行っており
購入金額に応じてキャッシュバックがあります
一応期間限定ですが、毎月開催されてます
キャンペーンを常時開催しているのはSBI証券のみ
口座開設は無料
国債購入の手数料もなし
株取引の手数料も業界最安値
ネットで口座開設可能
SBI証券 オススメです
SBI証券の口座証券の口座はこちらから↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加してます
クリックでのご協力、応援よろしくお願いします
コメント